2018/10/21 ルーツへの希求

墓石業の専門店グループ「全国優良石材店の会」では、全国の男女千名を対象に、お墓参りに関するアンケート調査を行ないました。調査結果として公表された中に、「墓参の頻度と自尊心との関連」という項目があります。
お墓参りの頻度が少ない人ほど、「自分の命を大切にしている」「将来の夢や目標に向かって努力することは惜しまない」といった質問への否定的な回答率が高く、自尊心が低くなる傾向にあると、同会では推察しています。
「ルーツへの希求」は、自然な感情です。だからこそ〈自分のルーツはここにある〉と実感できる機会の多少は、自尊心にも影響を及ぼすのかもしれません。
故郷から離れて暮らしているなど、お墓が遠い人は、墓参に行きたくても、なかなか足を運べないものです。
それでも、仏壇や神棚の前で手を合わせたり、祖父母や両親の写真を飾ったり、折に触れて祖先の話をするなど、取り組めることはあるでしょう。
自身の生命の源に思いを馳せる、静かな一時を持ちたいものです。

今日の心がけ◆親祖先を思う時間をつくりましよう

宗教的に輪廻転生という考えがあれば、先祖はこの世にまた生を受けていると考えますで「先祖を思う」という事は無いらしいです。

前も書きましたが、輪廻転生が無い宗教の方が珍しく、中国、日本、韓国の東アジアだけとの資料を読んだことがあります。

世界の多くの人が自尊心が低いという事はなく、自尊心の低さは別に原因があるのではないかと思います。

お墓参りに行かないから自尊心が低いのではなく、自尊心が低いからお墓参りに行かないのかもしれませんよ。

相関関係と因果関係は違うという事が下のリンクの本に色々と書いてありますので、面白いので是非ご一読ください。

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