2018/10/07 伝統を大切にする

海外での和食ブームが日本のメディアを賑わせています。
和食人気の理由の一つは、日本食のヘルシーさにあるといわれます。自国の料理に比べて、調味料を多量に使わずに、出汁を使った低カロリーなものであるなど、昨今の健康志向と相まって人気となっています。
また、平成二十五年に、和食がユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の無形文化遺産に登録されたことも要因にあるようです。
和食の特徴として、①多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重、②健康的な食生活を支える栄養バランス、③自然の美しさや季節の移ろいの表現、④正月等の年中行事との関わり、が挙げられます。
日本は世界から見ても、独自の文化を築いてきました。和食に関しても素材を活かし、季節の食材や食器にもこだわり、自然の美しさを表現しています。
食の営みは、行事や風習などとも密接に結びついています。和食と共に、先人たちが大切にしてきた地域や家の伝統も大切にしていきたいものです。

今日の心がけ◆食文化を受け継ぎましよう

各国の料理も各国の風習に密接に結びついてる訳で、そこに外国の食である和食が進出した事があたかも良い事の様に書いていますが、日本に洋食が入って来たのと何の違いも無いでしょ。

巷では「食の欧米化」と言って悪い事の様に言っていますが、和食が外国に出ていく事が良い事だと言うのであれば、余りにも傲慢ですよ。

話は変わりますが、「外来種が日本に入って来た」と外国の物は悪い物で日本古来の良い動植物が追いやられるかの様な言い方をしますが、日本の動植物も外国で繁殖して悪さをしていると考えた事は無いのでしょうか。外国の物が日本に来ているという事はその逆も必ずありますよ。

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