2018/07/10 どうしてそうなるの?

様々な情報が飛び交う現代社会では、必要な情報や知識の収集に力を注いでしまいます。そのため、情報を吟味し、その意味を考えて自分のものにするという「熟成」のためのプロセスが疎かになりがちです。
東京大学大学院教授の柳川範之氏は、「こういう時代だからこそ、相対的に大事になってくるのは、得られた情報や知識を自分の中でどう加工するかをじっくり考え熟成させることです」と著書で述べています。
例えば、本を読む時には、書いてあることをただ鵜呑みにせず、絶えず自問自答しながら読むのです。それにより、自分で理解してきたものが、もう一段階熟成されていくきっかけになります。
物事を様々な情報と絡めながら、自分の中で考えていくことは、現実社会に役立つ独創力や発想力を養うもとにもなる、というわけです。
その時その場において、〈どうしてそうなるのだろう?〉と立ち止まってみることは、新しい発想につながる思考実験といえるかもしれません。

今日の心がけ◆常に本質は何かを考えましよう

「バソコンを掃除したら故障しなくなった」とか、「車の掃除をしないとドアミラーが故障した」とか、なんの因果も無いような事を平気で書くようなこの本において、稀に見る読んで違和感が無い文章です。

今まで1年半ほどdisってきましたが、多分唯一では無いかと思います。

日本人のテレビや新聞を読んでいる人に言いたい。

常に本質は何かを考えろと。

例えば、6月2日のニュースでガザ地区で看護婦のアルナジャルさんがイスラエル軍によって射殺された事件の報道とか、米朝会談でトランプが言質を取ってないと騒ぐ報道とか、森友、加計は言うにおよばず。

事実は何なのかは当然として、なぜそのような報道になっているのかを考えたい。

なぜ日本は太平洋戦争の開戦において、突然軍部が暴走(笑)し、ウラジオストックではなくパールハーバーを攻撃したのか。疑問に思いません?

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