熊本県立大津高校サッカー部は、これまでに卒業生の五十名近くがプロの道に進んでいます。Jリーグや日本代表で活躍する選手も多く輩出してきました。
その立役者が、同校サッカー部で二十五年間指導にあたり、昨年の春より熊本県宇城市の教育長に就任した平岡和徳氏です。
特色ある指導の一つに、強豪校として名を馳せているにもかかわらず、全体での練習時間を百分間と区切っていることが挙げられます。集中力の維持や、生徒たちの食事・睡眠時間の確保などがその理由です。
また、百分間という限られた時間は、「どのような練習をすれば効果的なのか?」と考える意識を生み出し、そこから一日の時間の活用法を考えたり、将来に向かって今するべきことの見極めにもつなかっていく、と氏は語ります。
「時間を区切る」ことは、日常の業務にも当てはめられるでしょう。ただ長いだけの会議や行き当たりばったりの仕事は、効果的とはいえません。
「この時間に何をするか」という意識を持って、仕事の質を充実させましょう。
今日の心がけ◆時間の区切りを業務に活かしましょう
自分の裁量で時間を決めて仕事をしている人は、この本の対象ではないと思っていましたが、どうやら違ったようです。
自分の裁量で時間を決めて仕事をしている人は、複数の仕事を並列して行っています。本当は一つ一つを片付けた方が効率が良いんですよ。頭が完全に”そっち”になってますから。でもそうも行かないんです。まんべんなくやって皆に良い顔しないといけないんです。
そんな業務の人は、この本に言われなくても仕事を区切って効率的に周りに良い顔してると思うんです。
ん? そうでも無いな。超切羽詰まっているのに、唐突に片付けを始めたり、雑用を始めたり、他の人の仕事をしたり、行動が奇っ怪な人が一人いました。
切羽つまって、設計が間に合わない状態になったら「肩が痛い」って2週間会社を休んで、出社した第一声が「アレどうなりました?」って言った奴がいました。
時間を区切るのも良いんですが、ある程度裁量が与えられているんだったら、自分なりのやり方を見つけろよ。という事で。
ただ長いだけで内容の無い「職場の教養」を何とかしなさいよ。
人のことを評価している暇ないはずでしょ。
いつまで経っても反面教師としてしか取り上げられないよね。