大正九年、東京天文台(現在の国立天文台)と財団法人・生活改善同盟会により、時間を大切にする意識を広めるために、六月十日は「時の記念日」として制定されました。
その由来は、今から千年以上前にさかのぼります。『日本書紀』の中に、近江神宮の祭神である天智天皇が「漏刻を設置して鐘鼓を鳴らして時を告げた」という記述があります。これは日本における最古の時報の記録だといわれています。
この日は旧暦の四月二十五日で、現在の太陽暦では六月十日にあたります。滋賀県大津市の近江神宮の境内には、日本最初の時計である「漏刻」があり、毎年この日に「漏刻祭」が開催されます。
日本人の国民性として、「時間を厳しく守ること」がよく挙げられます。例えば、鉄道などの定時運行は世界一正確だといわれますが、そうなった原点の一つに、遡ること千数百年前の時刻制度があったといえるでしょう。
時の記念日に、悠久の歴史に思いを馳せてみましょう。
今日の心がけ◆時間を守りましよう
ちょっと時計の起源についてwikiでググってみました。
・エジプト紀元前3500年頃から日時計が使われていた。
・エジプト紀元前1600年頃水時計が使われた。
・紀元前500年から紀元前100年位にギリシャやローマで水時計が使われていた。
・紀元前2000年位から紀元前1000年位の間にメソポタミアから殷に水時計が伝わった。
これが古い時代の時計の歴史です。
日本は本文にある天智天皇の660年が一番古いそうです。
ですので、「日本人の国民性として、「時間を厳しく守ること」」は千数百年前の時刻制度があったからではありません。ギリシャもローマもエジプトも時間に正確ではなくてはなりませんが、そうではないように思います。
著者の行動を推測してみましょう。
・記念日リストで「時の記念日」を見つける。
・今日の心がけを「時間を守りましょう」にする。
・wikiで時計について調べて都合の良い情報だけで文章を書く。
この本は論文を出典にする時もありますが、今日の心がけに結びつけるために都合いい情報だけしか持ってきませんよね。
何故か昔話シリーズは内容が薄っぺらいんだよね。
難しい言葉をただ並べているだけ。
信者は誰も知らないし、ググらないって前提なので、筆者の書きたい放題だ。
読者のためになるわけがない。