一般的に、成人した人の体には、一日におよそニリットルの水が必要だといわれています。加えて、一人が一日に使う水の量は、平均すると二百リットルにも及ぶそうです。
〈えっ、嘘でしょう?〉と思う大もいるかもしれません。家庭での水消費量のうち、お風呂とトイレでおよそ六割が使われ、その他にも洗濯、炊事、洗顔などで使われます。水の使用量は、時代とともに増加傾向にあるようです。
日本では、蛇口をひねると、いつでもきれいな水が出てきます。世界的に見て降水量が多く、水が豊かな国の象徴ともいえるでしょう。
その一方で、自然災害によって断水や給水制限が実施されると、その時だけ水のありがたさを実感する、という面があるのも事実でしょう。
人は、単に「生きている」のではなく、自然に「生かされている」存在です。地域によっては、雨量の多い季節を迎えますが、〈雨は嫌い、憂鬱だ〉と思わずに、大自然の恵みである水に対して、感謝を向けていきたいものです。
今日の心がけ◆雨の日も明るく過ごしましよう
久しぶりの「生かされている」です。
たとえば、中東は石油が湯水のごとく使えます。オーストラリアは鉄鉱石やボーキサイトが取れますし、東南アジアは温暖な気候で年中作物が育つわけですよ。
偶然日本は水が只同然で使える場所なだけで、それに感謝する意味がよくわかりません。その水は日本人のために神が与えてくれたものではありません。我々の先祖が氷河期に日本海を渡って定住した場所がたまたま水が豊富だっただけでです。
感謝するのであれば、その祖先に感謝するべきです。
人間は得体の知れない「自然」とやらに「生かされている」存在で、自然が気まぐれでそっぽを向けばか弱い人間なんて直ぐに死んでしまう。常に自然の機嫌をとって「感謝」とやらをし続けなければならない。宗教臭いことこの上無いですね。
「信仰のない科学は不完全だ。科学の無い信仰は盲目だ。」とアインシュタインも申してますように、ただ盲目的に感謝すれば良いというものでは無いと思います。
「水に感謝」これって、この小冊子の一つのパターンだよね。
今後もかなり出てくる。
全く役に立たないお話だよ。