2018/05/27 いずれ菖蒲か杜若

五月は花菖蒲が見頃の時期です。菖蒲園に足を運んだり、家に飾ったりして、目や心を癒している人もいるのではないでしょうか。
古くは歌川広重の浮世絵にも登場し、昔から日本人に愛されてきた花です。しかし、知られていないことが意外に多くあります。
花菖蒲はアヤメ科の多年草です。同じアヤメ科の「菖蒲」(あやめ)と呼称されることが多い一方で、「菖蒲」(しょうぶ)と呼ばれることもあります。
漢字で書くと同じ字ですが、実は菖蒲湯(しょうぶゆ)に入れる菖蒲(しょうぶ)は、サトイモ科に属しているまったく別の植物です。
また、どちらも優れて甲乙つけがたく、選択に迷うことの例えとして使われる「いずれ菖蒲(あやめ)か杜若(かきつばた)」という諺の杜若は、菖蒲によく似ています。
日頃、何となく使っている言葉でも、知らなかったり、勘違いしているものがあるのではないでしょうか。疑問に思ったことはうやむやにせず、図鑑やインターネットなどで調べることで、新たな世界が広がるかもしれません。

今日の心がけ◆疑問に思ったことは調べてみましょう

興味が有ることは調べても良いですけど、特に無い事まで調べますか?

そもそも、興味が有る事は言われなくても調べますね。

たとえば、座っていたら凄くでかい蟻がいたとしましょう。図鑑を見て調べます? 私は調べません。だって私の調べるという閾値に達してないからです。電車の連結部分の構造も気になるけど調べませんし、スマホの指紋認証の仕組みとか、指紋をIDに変換する方法とか気なっても調べません。

調べていたらきりがありません。疑問に思っても調べるに値するかどうかを当りを付けて調べるようにし、時間を有効に使いたいものです。

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