2018/05/11 さりげない優しさ

Kさんの飼い猫が病気になり、動物病院を訪れた際の出来事です。
待合室には、大型犬を連れた女性が座っていました。Kさんを見ると立ち上がり、受付に何かを伝えて、犬を連れて外へ出て行きました。
Kさんは気になって、「どうしてあの方は外に出られたのですか?」と、受付に尋ねました。
すると、「小さな猫が大きな犬を見て、驚かないように出て行かれたようです。『病気の猫にストレスを与えてはかわいそうだから』とも言っておりました」と、予想だにしない答えが返ってきました。
自身の大型犬も病気で受診に来ていたであろうに、その女性の心優しい配慮に、Kさんは思わず胸が熱くなりました。
そして、自分の身の回りのことだけに精一杯だった毎日を省みて、〈これからは気遣いのできる人になりたい〉と思ったのです。
感謝の気持ちを忘れず、次は誰かのためにと誓いました。

今日の心がけ◆小さな気遣いの輪を広げましよう

受付に何かを伝えて出ていった人が気になって、受付にその理由を聞くって普通無いですよね?

小さな気遣い以前に、マナー・・・いや、道徳的にどうかと思います。

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