2018/05/02 コイに恋して

埼玉県加須市は、こいのぼりの生産地として知られています。
県内で唯一 「手描きこいのぼり」を製造していた橋本弥喜智商店は、二〇一六年九月に、百九年の歴史に幕を降ろしました。三代目当主で県認定の伝統工芸士である橋本隆さんは、「コイに恋し続けてきた」と語っています。
目やうろこを描く際には、はけに鮮やかな顔料を含ませ、力強い線や、きれいなかすれ、ぼかしなどの技法が駆使されています。
「肉筆には心がこもっている。手描きのこいのぼりはどれも世界に一つだけだ」と、こだわりの仕事を続けてきた橋本氏は、技術伝承の道に進んでいます。
誰もが職人のように、手作業での高い技術を活かした仕事をしているわけではありません。しかし、どのような職種でも手を使う仕事はあるでしょう。
道具や機械を駆使しての仕事、またパソコンでの仕事も手を使います。その手に、どれだけ心が込められているかで、仕事の仕上がりは変わります。
職人のように自信と誇りを持って、良いもの作りに努めたいものです。

今日の心がけ◆仕事に心を込めましよう  

心を込めて良いものを作っても109年の歴史に幕を下ろしたんでしょ?
そういう事ですよ。

消費者のニーズに合わなかったら何をやっても独りよがりに過ぎませんって。

3+

1 個のコメント

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

    日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)