2018/4/15 春の訪れ

暖かな陽気が気分を晴れやかにし、街が賑わう中、活発に活動をするのは人だけではありません。春の訪れを待ち望んでいたように、虫たちも冬眠から目覚めて、様々な場に顔をのぞかせます。
ある日、Sさんの二歳になる娘が蜘蛛を指さし「虫おるね~」と言ってきました。その方向を見ながら、Sさんは「そうやね。『く・も』 つて言うねんで」と娘に教えました。
すると、娘が「くも」という言葉を覚え、蜘蛛がいると「くも、おるね」「くも、おるね」と笑顔で教えてくれるようになりました。
そのような娘の姿を見ながら、Sさんは〈今まで、家の中で蜘蛛を見つけるたびに、何も害を与えられていないのに毛嫌いをしていたな〉と気づき、娘の笑顔を届けてくれた蜘蛛に対して親しみを覚えるようになりました。
寒い冬を乗り越え、暖かい春を楽しみにしていた多くの動物や植物と共に、春の訪れを喜びたいものです。

今日の心がけ◆生あるものを大切にしましよう

蜘蛛の巣作るし。子蜘蛛がウジャウジャ生まれるし。毒蜘蛛かもしれないし。

多分人間が蛇とか蜘蛛を見ると嫌だと思う気持ちは、赤とか黄色の縞々模様には害が有るかもしれないので注意をするという本能が働くからではないかと思うのですがどうでしょうか。本能とは赤や黄色の縞々を避けてきた個体が生存競争で生き残ってきた遺伝域なものだと思います。

例えば次の写真は女郎蜘蛛です。大きさは3cm位から5cm位でしょうか。人間に対して害を与えるほどの毒はありません。害虫を駆除する益虫とされています。ですが、これが家の中にたとして共に春の訪れを喜ぶ人の精神が私には分かりません。

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