2018/2/5 落語の魅力 #職場の教養

日本の伝統芸能の一つである落語は、江戸時代から現在まで、庶民の娯楽として親しまれています。
同じ演題でも、落語家によって演じ方が異なるため、違った噺のようにも聞こえるところが落語の魅力の一つです。話し手の声の調子や間の取り方、表情次第で、人物像や情景が変化し、噺の世界は無限に広かっていきます。
また、落語を楽しむには、聴き手の想像力が欠かせません。一人で何役もこなす巧みな技量も、聴き手が頭の中に映像を思い浮かべなければ、誰が何を言っている場面なのか、よくわからなくなる時があります。
伝える側と受ける側、双方が心を合わせることによって、会場全体が一つになり、笑いと感動が生み出されるのです。
日常会話も、話し手と聴き手の協力があって成り立っています。伝える側の工夫はもとより、聴く側か想像力を発揮して、相手の言葉を補いながら受け止めることも必要でしょう。

今日の心がけ◆良い聴き手を目指しましよう

聞く側が想像力を発揮し相手の言葉を補いながら受け止めた結果、話した側の意志が曲解されたりしません?
どう考えても、聞き手が想像して補わなければならない様な場合は聞き直すべきでしょ。

また、自分の責任にならない様に明言を避けて言う上司がいるんですよ。問題が起きた時に「聞き手側が勝手にやった事だ」と言えるような言い回しで言うんですよ。最近で言えば聞き手側の忖度をうまく利用してた言い方でしょうかw

今日の心がけは「分からない事は聞き返すようにしましょう」の方が良いと思います。

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1 個のコメント

  • 演じ者によって異なるのは落語だけじゃないでしょ。
    聞き手の想像力に期待するなら、本だって同じでしょ。
    良い聞き手って…上司の話はよく聞けってこと?
    しょうもない話だ。

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