本日は、二十四節気の一つ「冬至」です。
冬至は一年で最も昼が短く、夜が長い日です。昔から「冬至にかぼちゃを食べると風邪を引かない」と言われますが、それはなぜでしょうか。
現代的な解釈をすれば、「野菜の少ない冬に、カロテンやビタミンを多く含むかぼちゃを食べて、風邪などへの抵抗力をつけようとした先人の知恵である」といえるでしょう。
もう一つに、「運盛り」という縁起をかついたという説があります。「運盛り」とは、「ん(運)」が名前の中にある食物を食べることです。
南瓜(カボチャ)、人参、蓮根、銀杏、金柑、寒天、饂飩(ウドン)を「冬至の七草」といいます。どれにも「ん」が二つ入っています。
冬至のことを「一陽来復」ともいいます。この日を境に徐々に日が長くなることから、「悪いことが去って、良いことが巡ってくる」という意味です。
気分を一新して新しい年を迎える節目が、冬至なのです。
今日の心がけ◆先人の知恵に学びましよう
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日本で新暦が使われたのって明治5年ですからね。それ以前は旧暦ですので、正月は新暦の1月の終わりから2月の始めです。
当然冬至は旧暦では11月です。
新しい年を迎える節目にしては時間が空きすぎているような気がするのですが、気のせいでしょうか。
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結局、カボチャを食べて風邪をひかない要因は、栄養よりも『縁起』なんですね。
本当に先人の知恵ですか?