「物事を最後までやり遂げたい」と思いながらも、最後に集中が途切れて、良い結果を残せない場合があります。いわゆる、「最後の詰めを欠く」というようなことです。
脳医学者・林成之氏の研究によると、物事が完遂する前に〈だいたいできた〉と思うと、脳は、思考することをやめてしまうそうです。
脳の働きを最大限に活かすには、「もう少しで達成できるという時にこそ『ここからが本番だ』と考えることが大切」だと述べています。
最後までやり遂げる力は、日常生活の中で高めることもできます。たとえば、「靴を揃える」「立ち上がった後に椅子を入れる」といった小さな後始末を通じて、終わりをきちんと締めくくる心を養うことができるでしょう。
取り組んでいる仕事がいよいよ終盤を迎えた時は、〈まだ終わっていないぞ〉〈後始末までが仕事だ〉と、引き締める意識を持ちたいものです。
一人ひとりの完遂力を高めれば、職場全体の活力も上かっていくでしょう。
今日の心がけ◆完遂力を高めましよう
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相変わらず大した話じゃないけれど大袈裟だよね。
靴を揃えることを後始末って言うの?
バカじゃない?