Mさん一家がレストランへ食事に行った時の出来事です。Mさんの息子は、アレルギー体質のため、メニューにある料理を注文することができません。
妻の手作り弁当を持参し、持ち込みを受け入れてもらえるか、店長に事情を伝えると、即座に了承してくれたのでした。
店長は「お母様、ご苦労の多いことでしょう。作られたお弁当をお預かりできますか。ディナー用の器に乗せて用意させていただきます」と言いました。店長の対応に、家族全員が感動しながら食事をしたのでした。
また、支払いの際には、店長が「いつでもお越しください。お待ちしております」と、笑顔で見送りをしてくれたのです。すぐに次回の食事の予定も計画せずにはいられないMさん一家でした。
同様の対応をどの店でもすることは難しいでしょう。とはいえ、お客様の求めるものを的確に捉える気配りがあったのは事実でしょう。
今後の良い関係につながる応対を心がけたいものです。
今日の心がけ◆プラスアルファのサービスを目指しましよう
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前も書いたけど、自分の会社の社員が、勝手にプラスアルファのサービスをしていたら、経営者はどう思いますか? そのサービスだって無料で出来るわけではないですよね。コストかかってますよね。
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以前、テレビでアレルギーにより糖分が取れない少女が「いつかアイスクリームが食べたい」と言っていて、そのため糖分なしのアイスクリームを作って提供したシェフの話がありました。
だから申し訳ないけど、今回の話は感動しません。
『とはいえ、お客様の求めるものを的確に捉える気配りがあったのは事実でしょう。』
と書いているが、本当のホスピタリティー(気配りを超えた心配り)はお客様が求める先のものを提供することです。
お客様が「私が欲しかったものを何故知っているんですか」と…それが感動になり、人に伝えたくなり拡散していくのです。