うどん生産量の全国一位は、うどん県こと香川県です。では、二位はどこでしょう。また、お茶の生産量は静岡県が日本一ですが、二位は何県でしょう。
農作物などは、最も生産量の多い都道府県名が、その産地として知られます。二位の県は、その差がたとえ少なくても、あまり話題にならないものです。
スポーツでも、後々まで記録が残るのは優勝チーム名です。結果がすべての世界においては、どうしても「一番」と「それ以外」になりがちです。
今日はあえて二位や二番手を探してみませんか。今月の本誌『職場の教養』の下段では、全国各地の二位にスポットを当てました。
こうした順位は後から付いたものです。農業や漁業に従事する人、工業製品の生産や販売に携わる人、スポーツや文化活動に勤しむ人の情熱は、一位でも、二位でも変わらないでしょう。
冒頭で挙げた、うどんの生産量第二位は埼玉県、お茶の二位は鹿児島県です。皆さんの住む県や町も、意外な二位を持っているかもしれません。
今日の心がけ◆二番手にも目を向けましよう
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情熱は1位でも2位でも変わらない。
んなこたぁない。
雲泥の差でしょ。1位に申し訳ない。
1+
生産量が全国一位だから、二位だから何だって言うのでしょうか。
うどんもお茶も我々が欲するのは「味」ですよ。
味が全国一位のうどんはどこへ行けば食べられますか?
香川県ですか?
静岡県もお茶で有名なのは、川根・金谷・藤枝・牧之原・菊川・掛川・静岡…多くは静岡県の中部です。
多くは、「やぶきた茶」の深蒸しでしょう。
それに比較して、鹿児島見は「かぶせ茶」が有名です。
「かぶせ茶」の方が旨みがあって、ちょっと癖はあるけれど私は好きです。
新茶の時期なら、スーパーよりお茶屋さん、お茶屋さんより生産地での手揉み茶が最高です。
生産量の二番手に目を向けるくらいなら、「うまい!」と多くの消費者を唸らせる「うどん」「お茶」を提供してくれる作り手に目を向けたらどうでしょうか。