およそ千三百万人の人口を抱える東京都。二〇二〇年に東京オリンピックーパラリンピックが開催されることで、今日も目覚ましい発展を続けています。
東京が、現在のような大都市となったのは、徳川家康が、豊臣秀吉から国替を命ぜられたことに端を発します。家康は、それまで領地としていた三河、遠州、甲斐、信濃から、左遷のような形で関東へ移ってきました。
家康が拠点にしようとした江戸は、葦の生い茂る水浸しの湿地帯でした。利根川が江戸を突っ切って、江戸湾(現在の東京湾)まで流れていたためです。
この状況を打破すべく、家康は、南に流れる利根川を東に九〇度曲げて、千葉県の銚子に流す大構想を打ち出したのです。
川の流れを少しずつ東へ移し変える東遷工事は、六十年もの歳月をかけて、見事成功しました。ここから都市づくりの一歩が踏み出されていきました。
たとえ規模は違っても、同じようなことは、日本全国どこでもあったことでしょう。今住んでいる土地の歴史を探って、先人の努力に思いを馳せたいものです。
今日の心がけ◆郷土の歴史を探つてみましょう
[adsense]
「思いを馳せる」と言う締めで終わるのが最近立て続けにありましたよね。
新に執筆者が加わったのでしょうか。
多分にして過去は美化されるものであります。この様に昔の人は頑張った話を見た時は、本当の歴史はどうだったのかを色々調べて、総合的に判断する心がけを持ちたいものです。
これと同じように、慰安婦とか南京大虐殺とか、全然まで良い人だった日本人が、突如として戦争中の数年間だけ殺戮に明け暮れ、戦後良い人になったっておかしくないですか? 疑問でしょ。 自分の祖父や曽祖父の世代ですよ。 身の回りに、殺戮しまくった人いますか?
半分位は信じて後は自分で調べる。これが大事ではないかと思います。
この本の内容なんか「本当かよ」って思う事がかなりの割合であります。
[amzassociates]
いゃ〜残念、2020年には開催されませんでした。
先人に思いを馳せるの4年も前から好きだったんだね。
江戸に水路を敷くドラマがあったけど、徳川家康に想いを馳せても実際に苦労した人は別にいるからね。