2017/4/28 個性を伸ばす #職場の教養

神奈川県伊勢原市にある龍屋物産は、ドライフルーツやナッツなどの珍味・嗜好食品の製造や卸売りを手がける会社です。四十年ほど前から、知的障がいのある人を雇用し続けています。
同社の特徴は、障がいのある人を1ヵ所に集めて同じ作業をする、という環境を作らないことです。本人の適性に応じて、様々な部署で働くことができる体制を整えています。
まずは簡単な仕事を覚えてもらうことから始まり、徐々に複雑な工程へと移行していきます。そのような過程の中で、「計量が寸分の狂いもなくできる」「パッケージの印字の誤植を見つける」など、優れた能力を発見します。
「障がいのある人たちが自信と誇りを持って健常者と一緒に仕事ができる環境をつくる」という理念のもと、社員が働きやすい環境を追求し続けています。
誰にでも、適性や向き不向きはあるものです。苦手の克服も大切ですが、生まれ持った個性を伸ばすことができる職場環境を築いていきたいものです。

今日の心がけ◆可能性を引き出しましよう

苦手な事より得意な事の方が3倍速いらしいです。

なので、よくこの本で言われている苦手の克服と今回の得意を伸ばすでは同じ労力で得られるものが後者の方が圧倒的に多いと思います。

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1 個のコメント

  • テレビでも本でも紹介された「日本理化学工業株式会社」の話の方が有名ですよ。

    それにしても、会社の実名を出すのと出さない違いは何でしょうか?

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