2017/2/18 先輩の「どや顔」

「人の振り見て、我が振り直せ」という諺があります。
これは、「他人の行動を見て、良いところは見習って自分に取り入れる。反対に、他人の悪いところは、自分にも同様のところはないかと振り返って、もしあれば改めて、自己の向上につなげよ」という教訓です。
A子さんは、職場に、頼りにしている先輩がいます。その先輩は、社歴が長く、仕事もできる人です。当初は何かにつけて教えてもらっていましたが、次第に教えてもらうことが嫌になってきました。
そのわけは、先輩の「どや顔」です。いかにも〈私は何でも知っている〉というような得意顔が気になって仕方ありません。
A子さんは、そんな先輩の姿から、謙虚でありたいという思いを強くしました。そして、自分にも高慢な気持ちがないか、態度に現われていないかと省みて、誰に対しても謙虚であることを心がけるようになったのです。
A子さんの振る舞いに感化されたのか、その先輩の態度も変わっていきました。

今日の心がけ◆周囲の人から学びましよう

先輩が変わるという珍しいパターン。

正しい日本語を使いましょうみたいな回は多々有る中、「どや顔」という比較的新しい言葉を使ってきた所には一貫性は無いにしろ好感が持てる気がします。

この前「寝覚めが悪い」を間違えて「目覚めが悪い」と言っている人が多いという指摘の回がありました。58%もの人が「目覚めが悪い」と言っている事から、逆に辞書の方を直す必要があります。

この本からは新しい事が間違っているという考えが伝わってきます。懐古的なご老人が執筆なさっているので仕方ありませんが、せめて自分と考えが違う人がいる事が当たり前であると意識くらいなさってはいかがでしょう。

例えば、「携帯電話を忘れたので待ち合わせで会えなかった。電話帳も携帯にしか入ってなく連絡も取れなかった。確実な方法で約束しましょう。」見たいなやつです。そんなん会社かネカフェか電気屋のパソコンでGmailにログインしてメッセージを送るかGmailのアドレス帳を見て固定電話で電話すればいいだけでしょう。それを時間と場所を事前に決め、大事な連絡先は紙で持ち歩けと言うわけです。時代に逆行してどうするんですか。

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1 個のコメント

  • 「A子さんの振る舞いに感化されたのか、その先輩の態度も変わっていきました。」

    嘘話だ。

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