文化庁が行なった直近の「国語に関する世論調査」によると、「美しい日本語があると思う」と答えた人が、全体の九十・八%にのぼり、多くの大が「思いやりのある言葉」や「挨拶の言葉」に美しさを感じていることがわかりました。
「どのような言葉に出会ったとき、心と心を結ぶ言葉の大切さを感じるか」という質問には、「地域や職場で気持ちよく挨拶をし合うとき」が一位でした。そして、「山道などで行き会った者が『こんにちは』などと声を掛け合うとき」という回答が二位という結果となりました。
挨拶が、人の心と心を結ぶ大切な実践項目であることには、誰しも異存はないでしょう。
例えば「おはようございます」という挨拶一つでも、互いの心の距離がぐっと近づきます。なぜなら、そこには「今日一日、仲良く励みましょう」という、平和宣言ともいえる意志も含まれているからです。
さあ、今日も互いに、明るい声で挨拶を交わしましょう。
今日の心がけ◆挨拶で心を結びましよう
また挨拶です。
著者はなぜ「思いやりのある言葉」や「挨拶の言葉」だけが「美しい日本語」だと決めつけたのでしょうか。
有名な俳句や短歌なんか美しい言葉だらけでしょうに。
結論を挨拶に持って行くために探していたネタが偶然「国語に関する世論調査」だったというだけでしょう。浅ましや浅ましや。
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経営者が気に入る言葉を探して組み合わせ掲載するのが仕事の「職場の教養」の筆者さんは、さぞかし大きな声で挨拶しているのでしょうね。
しかし、少なくとも我々の心と心は平行線で、決して結ばれることはあり得ませんね。