2017/1/18 楽しむためには

Ａさんは食品会社に入社して三年になります。入社当初は希望に燃えて働いていましたが、最近、業務に忙殺され、仕事が辛くなってきました。

入社当時の〈仕事が楽しい〉という感覚を思い出そうとしますが、なかなか気持ちが切り替えられません。

そんなある日、上司から「君はいつも辛そうな顔をしているな。少し肩の力を抜いたらどうだ。何か背伸びをして、人からよく見られようとして焦っているように見えるぞ」と言われたのです。

上司の言葉に、Ａさんは、自分自身を振り返ってみました。〈早く一人前になろう〉という入社当時の思いが、いつしか〈早く人に認められなければならない〉という焦りに変わっていたようです。

焦らず、背伸びをせずに、今やるべきことを見直すことから、仕事の優先順位をつけられるようになったＡさん。業務がスムーズに進み、ようやく「楽しい」という感覚が戻ってきました。

今日の心がけ◆力まず仕事に取り組みましよう

日本人の勤労を美徳とする労働観は他国には見られないものですが、それを文章にして読ませるという事がその精神を阻害する最大の要因であると考えます。

キリスト教では労働は神から与えられた罰です。ですので他国を侵略して奴隷にしたり、植民地にしたりするのです。日本はパリ講和条約と大東亜会議で植民地の解放を訴え白人と戦って結果敗戦しましたが目的は達成できました。そこからの復活はすさまじいものがあり、GDP世界第二位まで上り詰め、対外純資産は24年連続世界一なわけです。

勤労に対する考えは、この糞本で教わらなくとも自然と身に付くものです。上記の様に我々の先輩の労働観と精神が日本を発展させ個人当たりのGDPを世界2位までにしたのです。

ちなみに、お金だけあっても幸せとは言えないという反論が有ろうかと思いますが、経済学者のジャスティン・ウォルファースと言う人の主張ですが、一人当たりのGDP(横軸は対数)と幸福度は比例するとしています。決定係数が0.82と高い相関があります。