昔から「親の心子知らず」といわれるように、親の愛情に子供はなかなか気づけないものです。
父親より会社を継いだA氏。堅実な経営が実り、新工場建設に着工しました。ところが、市の道路整備事業により、大型車の出入りが困難であることが判明しました。大型車が入れなければ、新工場は無用の長物になってしまいます。
前途に展望が開けないまま、自暴自棄になっている時、知人に思わぬことを言われたのです。両親が、これまでの人脈を辿って、様々な人に相談し、頭を下げてまわっているというのです。
実は、父とは経営についての考え方が異なり、ずっと対立していました。今回の件でも、自分のことで頭がいっぱいで、親のことは気にかけていませんでした。
改めて親の真心を知り、A氏は思わず涙が出ました。その後、役所との話し合いにより、何とか大型車の通行も可能になりました。
完成した新工場を前に、陰で支え続けてくれた両親に感謝するA氏です。
今日の心がけ◆陰で支えてくれる人のことを思いましよう
着工してから、大型車の出入りが出来ない事に気が付いたんですね。バカです。
以上。
と言うのもそっけないんで何か述べます。
「親の心子知らず」は悪い事みたいに言われますが、単に事実を言っているだけのような気がするんです。
知らないのは当たり前だと言っているんだと思います。自分が親になったら子供に同じ事をすれば良いのです。
先輩からおごってもらっても、先輩におごり返す事は無いでしょう? 後輩におごれば良いんです。
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逆に「子の心親知らず」とも言えます。
小さな親の親切、大きなお世話ってやつです。
親子で協力するなら、事前の話し合いコミュニケーションが大切です。
結果が真逆だったら大変です。
私が親だったら、陰で動かず、日向で一緒になって動くことを提案します。