中学校で教鞭を取り続け、十二年目になるA子さんは、結婚して子供を授かってからも、教員の仕事を続けてきました。生徒たちの成長を間近で見られる仕事に魅力を感じていたからです。
しかし、心の底から仕事に取り組めない一面もありました。それは、保育園に預けていた息子のことが気がかりだったからです。
〈息子に寂しい思いをさせているのではないか〉という後ろめたさから、保育園に迎えに行って、最初にかける言葉は「いつもごめんね」でした。
ある日、子育てのセミナーに参加したA子さん。悩みを初めて打ち明けました。
すると講師から、「親に『ごめんね』と声をかけられるより、『あなたが保育園で頑張っているから、お母さんはお仕事ができるのよ。ありがとう』と言葉をかけられる方が、子供にとって良いことよ」と助言されたのです。
〈息子の存在が支えになって今の仕事ができるんだ〉と強く感じ、翌日の迎えから、早速感謝の言葉をかけたA子さんでした。
今日の心がけ◆感謝の言葉を使いましよう
はい来た。「感謝」大好きですね。あと「挨拶」。それと「ハットする」。
この文章を要約すると、「幼い子供がいても仕事に支障をきたすな」と言う事です。しかも無理矢理お得意の「感謝」につなげるワンパターンさ。どんだけ文才が無いんだと思うわけです。
その魂胆が丸わかり過ぎてやる気が下がるんです。
昨日のにも書きましたが、雇用者と被雇用者ではインセンティブがまるっきり逆なんです。どだい無理な話なんです。それをこの本を読ませてあわよくば楽して儲けたいという考えの浅はかさにがっかりするんです。
1+
まず、感謝の方向が違うでしょう。
「〈息子に寂しい思いをさせているのではないか〉という後ろめたさから、保育園に迎えに行って、最初にかける言葉は「いつもごめんね」でした。」
これは、保育園の先生方に失礼ですよ。
自分自身も中学校の教師をやっているのに・・・この話、作り話でしょう。おかしいもの。
本来の感謝は、保育園の先生方に向けるべきものです。
普通の母親は、先生方に感謝し、息子には「ヨッ!元気してたか、いたずら坊主。今日は楽しく遊んだか?」で良いんですよ。