2023/06/06 人生を照らす光
Kさんには、生きる上で大切なことをありのままに話し合える友人がいます。友人と会うのは二ヵ月に一度ほどですが、お互いの思いを述べ合うことで、自己の心や考えが整理され、気持ちが前向きになります。生き甲斐や生きる基軸を持つ大切…
Kさんには、生きる上で大切なことをありのままに話し合える友人がいます。友人と会うのは二ヵ月に一度ほどですが、お互いの思いを述べ合うことで、自己の心や考えが整理され、気持ちが前向きになります。生き甲斐や生きる基軸を持つ大切…
国際連合は、日本とアフリカのセネガルの共同提案を受けて、六月五日を「世界環境デー」に定めています。これは一九七二年六月五日から開催された「国連人間環境会議」を記念しています。その後、日本では六月を「環境月間」と定めました…
薄月夜 花くちなしの 匂いけりこれは俳人の正岡子規が、雨雲で月も薄れてしまう夏半ばの夜に、ふとクチナシの花の香りを感じた様子を詠んだものです。俳句にも表われているように、その白く可憐な姿以上に「甘い香り」の際立つクチナシ…
朝起きるのが辛いと思う人の多くは「疲れを感じている」といわれています。その理由の一つとして、睡眠の質や食事の摂り方、仕事上のストレスといった生活習慣などが関係しているようです。Aさんは朝が苦手で、目が覚めても前日までの疲…
六月を迎え、新入社員の皆さんも職場の雰囲気に馴染み、今まで以上に会社の期待に応えようと仕事に取り組まれていることでしょう。そうした新人社員のひたむきな姿勢が先輩社員に伝わると、お互いの仕事に対するモチベーションアップや職…
中国の風習である「衣更え」を日本が取り入れたのは平安時代のことです。貴族だけが年二回、夏と冬の装束を入れ替えていました。江戸時代になると、幕府が武士の衣更えを制度化しました。しかし、庶民は手持ちの着物が限られているので冬…
人の心を見ることはできませんが、人の行為を見ることはできるはずです。例えば、電車で席を譲る人、手袋の片方を落としたことに気づかず立ち去る人に、拾って追いかけて行く人を見かけた時などが挙げられます。高校教師を経て詩人、作詞…
普段生活している時は「当たり前」だと思っていて、そのありがたさに気づけていないことは誰しもあるでしょう。「当たり前」の大切さに気づくのは、それを失ってからの場合が多いものです。例えば病気知らずの人が体調を崩し、数日間寝込…
ある日、宿題をしていた小学二年生の息子が、父親のAさんに「どうして鉛筆は紙に書くことができるの?」と質問してきました。Aさんは小さい頃から鉛筆を当たり前のように使ってきましたが、思うように答えることができなかったのです。…
世界各国において、ここ数年、渡航制限や移動制限が課されたことで、世界は経済活動の停滞、貿易や投資の停滞に直面してきました。人の移動だけでなく、食料や製品の輸出入にも影響が出たこの状態を、江戸時代の政策になぞらえて「鎖国」…
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