2024/08/19 相手への配慮
Aさんはあるとき、妻が子供に対して、「○○君、洗濯物を取りこむから手伝って」と声をかけているのを見ました。その時、子供はテレビを見ることに夢中になっていて、妻の声に気が付いていませんでした。反応のない子供に妻は怒ったよう…
Aさんはあるとき、妻が子供に対して、「○○君、洗濯物を取りこむから手伝って」と声をかけているのを見ました。その時、子供はテレビを見ることに夢中になっていて、妻の声に気が付いていませんでした。反応のない子供に妻は怒ったよう…
「蛙は囗ゆえ蛇に呑まるる」ということわざは、蛙は鳴かなければ蛇に食べられないが、鳴くために気づかれて食べられてしまう、という意味です。人間をはじめほとんどの動物には耳が備わっていますが、実は蛇には耳の穴がなく、人間やほか…
私たちは、日々の食事にどれほど感謝できているでしょうか。「いただきます」は、料理の食材となった自然への感謝を表わすものです。四方を海に囲まれ、山々の恵みも豊富な土地柄、昔から自然に寄り添って生活してきた、日本人ならではの…
夏の風物詩といえば、盆踊りを思い浮かべる人もいるでしょう。先祖供養や五穀豊穣、平和への願いを込めて、唄の節に合わせて独特の振り付けで踊るものが多く、地域ごとに特徴があります。盆踊りにはさまざまな型がありますが、共通するの…
灯篭流し、花火大会、盆踊りなどの伝統行事が各地で行なわれています。夏の風物詩として人々の心を打つこれらの行事は、土地を護る神仏、先祖や地域功労者への感謝と尊敬、また、天災などで命を落とした人々への鎮魂などの気持ちが形に表…
第一生命保険では小学生から高校生を対象に「大人になったらなりたいもの」のアンケート調査を毎年行なっています。昨年三月に発表された結果によると、小学生男子、中高生の男女では「会社員」が一位でした。会社員としてどんな仕事をし…
お盆は、仏教の行事で先祖の魂を迎えるための期間です。日本では一般的には八月十五日を中心とした四日間、行なわれます。関東圏の一部では、旧暦の日付をそのまま新暦に引き継ぎ、七月十三日から十六日を「七月盆」と呼びます。その他の…
倫理研究所第二代理事長の丸山竹秋は、日々の出来事を短歌に詠みました。その中のひとつに次のような歌があります。水道の 栓をひねれば とうとうと 何の不思議も なく水が出る何気ない日常を歌った作品ですが、水道から安全な水が出…
「登山界のアカデミー賞」と言われ、優秀な登山家に贈られる国際的な賞に「ピオレドール賞」があります。これは、技術レベルの高さ、登攀の革新性、登山に対する姿勢や美しさを評価するために一九九一年に創設されました。この賞を日本人…
夏の暑さを和らげるために、冷たい物を食べて頭がキーンとなった経験がある人もいるのではないでしょうか。極端に冷たい物を食べた直後に数分程度発生する頭痛を「アイスクリーム頭痛」といいます。原因の一つは、冷たい物を食べると囗や…
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