2019/02/24 命の元
私たちは今、こうして働いていますが、一人で大きくなったわけではありません。これまでの生い立ちを振り返ってみると、そのことがわかるでしょう。 母親のお腹に命が宿ってから、十月十日の間に、母親は自分の身体や血肉をわけて、わが…
私たちは今、こうして働いていますが、一人で大きくなったわけではありません。これまでの生い立ちを振り返ってみると、そのことがわかるでしょう。 母親のお腹に命が宿ってから、十月十日の間に、母親は自分の身体や血肉をわけて、わが…
その姿が見えるだけで、「あ、○○!」と声が上がるものの代表といえば、富士山ではないでしょうか。 車内や、遠く離れた町からその姿が見えると、思わず歓声が上がるものです。特に、冬の澄んだ空気の中では、凛とした雄大な姿を私たち…
皆さんは、今年をどのような年にしようと目標を定めてスタートしましたか。その目標に対する取り組みはいかがですか。 強い気持ちを持って決めた目標でも、定期的に思い出さなければ、時間の経過とともに曖昧になってしまうことがほとん…
江戸時代後期の越後縮の商人・鈴木牧之は、初めて江戸へ上った時に、江戸の人々が越後の雪の多さを知らないことに驚きました。 そこで、雪国の生活を紹介しようと『北越雪譜』を執筆・出版しました。江戸市中で圧倒的な人気を溥したこの…
お正月に神社やお寺に参拝し、一年の祈願をした人もいるでしょう。 日常の生活においても、神社や神棚にお願いごとをしたり、お墓やお仏壇に手を合わせたりする機会はあるものです。 一方、その願いが成就した時には、お礼参りをする風…
哲学者の野矢茂樹氏は、著書の中で、「国語力は『愛』だ」と述べています。 それは、相手のことを考え思いやる態度と、何よりも相手とわかり合いたいという気持ちが、高い国語力に結びつくからだといいます。 たとえば、パソコンの操作…
京都大学教育学研究科教授の佐藤卓己氏は、卒業論文を書く学生に対して、毎年、次のような言葉を語りかけているそうです。 「あと数ヵ月で締切があることの幸せを君たちは噛み締めることになる。もし締切がなかったら、こんなに一生懸命…
和室を歩く時、「畳の縁や敷居を踏まないように」と教えられたことはありませんか。なぜ踏んではいけないのか、いくつかの理由を紹介しましょう。 畳の縁は、その家の格式を示し、家紋を入れることもあります。それを踏むことは、ご先祖…
近年、接客業の現場で起こっていることの一つに、「中高年の客がキレやすく、対応に困る」という問題があります。 「商品がどこにあるのかわからない」と、スーパーの店員を理不尽に怒鳴りつけたり、レジに並ぶ客同士でトラブルになると…
私たちは、誰でも等しく、命のつながりの中に存在しています。一人として例外はありません。 両親からいただいた命の元を辿れば、祖父母がいて、曾祖父母がいて、さらに先代から続く歴史があって、今の自分がいます。 自分にいったいど…
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