2021/11/15 言葉を正しく使う
日本では当たり前のように使われている英語で、海外の人には通じない言葉があります。「ユニーク(unique)」もその一つです。日本では「面白い」という意味で使われがちですが、本来は「唯一の」「他に類を見ない」という意味のた…
日本では当たり前のように使われている英語で、海外の人には通じない言葉があります。「ユニーク(unique)」もその一つです。日本では「面白い」という意味で使われがちですが、本来は「唯一の」「他に類を見ない」という意味のた…
文章の作成は、パソコンによる入力が主流となりました。見た目の美しさや完成までのスピード感は、手書きに比べて格段に上がった一方、変換ミスによる誤字や操作ミスによる脱字などには注意が必要です。日本語には、「好天」と「荒天」、…
普段から使っている言葉も、文字にすると、新しい発見があるものです。新聞を読んでいる時、「丁字路」という言葉を目にしたKさん。それまでKさんは「T字路」と言っていたので、〈アルファベットのTと漢字の丁は形が似ているし、印刷…
普段、私たちが使っている日本語に多義語があります。これは、一つの語句でいくっもの意味をなす言葉のことです。例えば「かける」という言葉です。「ドアに鍵をかける」「トマトに塩をかける」「電話をかける」「外から声をかける」など…
同じ言い回しでも、受けとめ方は人それぞれに異なります。仕事をする上でも、指示を出す側と受ける惻とで認識が異なると、時には思わぬトラブルに発展することがあるでしょう。日本語にはあいまいな言い回しがたくさんあり、中にはまった…
毎年、四月八日と本日、十月五日は、「折り紙供養の日」です。折り紙作家の河合豊彰氏が提唱して定められました。折り紙は江戸時代から伝わる日本の伝統的な遊びの一つです。この折り紙の技術は意外なところで活かされています。東京大学…
本日は、「左利きの日」です。一九九二年、イギリスのレフトハンドクラブという団体が、左利きの人たちの生活環境向上を目指して、道具メーカーへ要望し、制定されました。日本では古くから左右を表わす言葉に、弓手(左手)と馬手(右手…
Tさんが、昔からの友人と食事をした際の出来事です。仕事の近況を伝えつつ、「忙しくて、取り付く暇もないほどだよ」と、多忙な状況を説明しました。 すると友人から「Tさん、語句の使い方が間違っているよ」と指摘されたのです。驚い…
四月に新年度を迎える企業は多いでしょう。理想を描き就職しながらも現実に戸惑う人、人事異動で慣れない部署へ着任した人もいるでしょう。 「ニューヨークビズ」は、全米三十六都市で配布している日本語のフリーペーパーです。発行人の…
日本人にとって桜は、特別な存在です。桜にまつわる美しい言葉には、日本人の桜に寄せる並々ならぬ想いが込められています。 気象情報でもよく使われる「花冷え」の意味とは、桜が咲く頃に冷え込むことです。この時期の薄くぽんやりと曇…
コメント