2020/09/26 殼を破る
中堅社員のMさんは仕事の壁にぶち当たり、自分の能力の限界を感じ始めていました。そのうち、「どうせ」という言葉を度々発するようになりました。できないことに言い訳したり、物事を悲観的に受け止めたりする時に発せられることが多く…
中堅社員のMさんは仕事の壁にぶち当たり、自分の能力の限界を感じ始めていました。そのうち、「どうせ」という言葉を度々発するようになりました。できないことに言い訳したり、物事を悲観的に受け止めたりする時に発せられることが多く…
実りの秋となりました。秋に収穫される作物は多数ありますが、日本の食文化の中で代表的な物の一つに「米」があります。その読み方には、意味が込められています。諸説あるようですが、「こ」には「込める」、「め」は「恵み」で、「米」…
春の四月二十九日と秋の九月二十四日は、「畳の日」と制定されています。日本最古の歴史書である『古事記』にも登場するなど、畳の歴史は古く、日本固有の伝統的な床材として、日本人の生活の一部に使われてきました。畳の原料で使われる…
四月入社だけでなく、九月入社・採用の企業もあるようです。九月に入社した社員と共に、人事異動などで、環境がガラリと変わり、戸惑いや不安がある人がいるかもしれません。「心機一転」という言葉がありますが、これは「あることをきっ…
Aさんはお彼岸のため、久しぶりに家族で帰省しました。実家からほど近い所にあるお墓には、十数年前に亡くなった父が眠っています。墓地に到着すると、墓石が雨風で汚れ、雑草が生えていました。〈年老いた母では、定期的な管理が難しい…
九月の第三月曜日の本日は、「敬老の日」です。「敬老の日」の由来には、諸説あります。昭和二十二年、兵庫県多可郡野間谷村(現在の多可町)で始まった「としよりの日」がその一つといわれています。この行事は、「お年寄りを大切にし、…
九月二十日から、動物愛護週間です。近年、ペットブームの中で、その存在が「ペット」から「家族・パートナー」へと変化しているようです。その一方で、ペットショップで飼い主が決まらない動物や、飼い主に捨てられたりする動物が増えて…
ある朝のことです。通勤途中のIさんは会社近くの交差点で、後輩のKさんと一緒になりました。挨拶を交わし、共に歩き始めると、Kさんは「Iさん、かばんが重そうですね。今日はこれから出張ですか」と、程よい距離感を持って話しかけま…
Aさんは高校時代、テニス部に所属していました。大学で教職課程を学ぶ中で、〈教師になったら、テニス部の顧問になりたい〉と希望を抱きました。春から新任教師として中学校に赴任すると、学級担任の補佐や教科担当に加えて、経験のない…
佐賀県で農業を営む江島政樹氏はスイスで農業を学んだ際、農家の人たちが作物を作り綺麗な景観を守ることで、観光に一役買っていることを知りました。江島氏は「農産物を作る過程にも魅力があるのでは」と考え、帰国後、トマトの収穫体験…
コメント