2021/07/20 島津日新公のいろは歌
全国各地には自己研鑚や後進育成の一助として、長年語り継がれてきた遺訓があります。「島津日新公いろは歌」も、その一つで、薩摩藩の人々に多大な影響を与えました。いにしへの 道を聞きても 唱へても わが行ひに せずばかひなしこ…
全国各地には自己研鑚や後進育成の一助として、長年語り継がれてきた遺訓があります。「島津日新公いろは歌」も、その一つで、薩摩藩の人々に多大な影響を与えました。いにしへの 道を聞きても 唱へても わが行ひに せずばかひなしこ…
本に影響を受け、登場人物の生き方を手本にしている人もいるでしょう。Tさんは、中学生の頃に両親からプレゼントされた本に書いてあった「刻石流水」を座右の銘に、実生活に活かそうと努力しています。刻石流水とは、「受けた恩義は、ど…
いよいよ夏の盛りを迎えます。二十四節気で表わすと、七月七日は「小暑」(梅雨が明ける頃)、二十二日は大暑(夏の暑さが極まる頃)です。「暑いのが苦手」という人もいるかもしれません。この時期を健康的、かつ快適に過ごすために、ち…
言葉は私たちに大きな影響を与え、人生をプラスやマイナスの働きに導いていきます。ポジティブな言葉を用いる人には、プラスの雰囲気を引き寄せ、ポジティブな言葉を使えば使うほど、人生を良き方向に導いてくれるものです。Aさんは、「…
二〇二四年に一新される一万円紙幣の表の図柄は、渋沢栄一です。渋沢の働きは、生涯に約五百社の企業と約六百の社会公共事業の支援を行ない、民間外交にも尽力するなど多岐にわたり、近代日本の礎を築きました。作家の城山三郎氏は、渋沢…
日本が近代的な著作権法を備えたのは、一八九九年に制定された時です。その後、数度の改正がなされ一九七〇年に、現行の著作権法が制定されました。現在施行されている著作権法の第一条には「……文化的所産の公正な利用に留意しつつ、著…
フランス革命時代の随筆家で、「人間の生き方」を哲学的に考察したジョセフージユベールは、膨大な手紙とノートに、様々な格言を遺しました。その一つに「我々の信用は、我々の一つの財産である」という言葉があります。一般に、有形の財…
Tさんは、ベランダに置いた水槽でメダカを飼い始めました。オレンジ色のヒメダカが一番多いのですが、中には黒や白、銀色のメダカもいて、水の中でゆらゆらと揺れる姿が幻想的です。Tさんは「自分にとっては、ベランダでメダカを眺める…
サガリバナという花を知っていますか。その名の示す通り、枝から垂れ下がった花で、日本では奄美地方や沖縄地方に自生します。花が一夜しか咲かないため、「幻の花」とも呼ばれています。この花の見頃は梅雨明けの初夏で、日が落ちる頃に…
日本の夏の風物詩の一つに「蛍」の鑑賞が挙げられます。「蛍」が日本の文献に初めて登場したのは、およそ千三百年前、奈良時代に編纂された『日本書紀』の記述です。但し、当時の蛍は、現代の印象とはまったく異なり、邪悪な神の象徴とし…
コメント