2025/07/06 一呼吸を置く
アフリカの寓話に、目をなくしたカバの話があります。ある時、一頭のカバが川を渡っていると、自分の片方の目をなくしてしまいました。カバは必死になって前を見たり後ろを見たりして、目を探し回ります。しかし、目は一つ見つからず、カ…
アフリカの寓話に、目をなくしたカバの話があります。ある時、一頭のカバが川を渡っていると、自分の片方の目をなくしてしまいました。カバは必死になって前を見たり後ろを見たりして、目を探し回ります。しかし、目は一つ見つからず、カ…
本日は「江戸切子の日」です。この日は、江戸切子の伝統的な文様の一つである魚子(ななこ)にちなんだ語呂合わせ(7と5)によって制定されました。江戸切子の発祥には諸説ありますが、1834年にビードロ屋を営んでいた加賀屋久兵衛…
日本で「無心」という言葉は、仏教や禅などの教えで理想とされる心の状態を指します。ここでは無心とは、文字通り「心が無い」という意味ではなく、「妄念」(煩悩や邪念)が無く、心が静かで平和な状態を指します。例えば、過去の経験や…
海や山など自然に親しむ機会が増える季節となりました。日本には多くの野鳥が生息しています。雀や鴨といった身近な野鳥から、泉、白鳥など、水辺から山の野鳥まで600種類を超えるといわれています。古代の日本人にとって、野鳥は信仰…
B氏が勤める青果店は、B氏と両親、数名のパートタイマーが勤務する家族経営の店です。野菜や果物の店頭販売や飲食店の納品を中心に、年間数億円以上の売り上げを誇り、地元で繁盛店として愛されています。ある日、B氏が配達を終えて店…
近年、猛烈な暑さの夏が続いています。ビジネスシーンにおいても、働きやすさの観点から軽装が好まれるようになり、暑さのために作業着や制服の着こなしがだらしなくなることもあるようです。服装や身の回りを整えることは、その人の精神…
本日は「夏越の祓」と呼ばれる神事が全国各地の神社で行なわれます。これは1月1日から半年間で身についた穢れを祓い、無病息災を祈る行事です。元々は宮中や神社において、1年の締めくくりである6月と12月の晦日に大祓式が行なわれ…
世の中には大小無数の「きめごと」によって成り立っています。四季や昼夜のめぐりなど自然界の法則から人と人との間で交わされる約束まで、私たちは様々なきめごとに囲まれて生活しています。その中で、人間社会で交わされる約束に対して…
「学びの場」と聞くと学校が思い浮かびます。しかし、資格取得の講座や研修など、学びの対象や場所は様々であり、職場も学びの場となります。Aさんは建設会社の営業部で働いています。入社して数年たった頃、別の部署から異動してきた後…
中学校の社会科の教師となって10年以上になるF氏は、教職課程で学んだ歴史学を専門とする教授の言葉を、これまで教育実践の指針としてきました。教授は毎回講義の終盤になると、「教育とは、高い価値を提示することである」ということ…
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