2024/06/27 蛍
夏を代表する季語である蛍は、日本で古くから親しまれてきた昆虫です。清少納言による平安時代中期の随筆『枕草子』には、「夏は夜。月の頃はさらなり。闇もなほ、蛍のおほく飛びちがひたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて…
夏を代表する季語である蛍は、日本で古くから親しまれてきた昆虫です。清少納言による平安時代中期の随筆『枕草子』には、「夏は夜。月の頃はさらなり。闇もなほ、蛍のおほく飛びちがひたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて…
開幕まであと1ヵ月となったパリ2024オリンピックは、三二競技、三二九種目が行なわれ、約一万人の選手が出場を予定しています。日本選手団も約四〇〇人と過去最多の人数となり、様々な競技で活躍が見込まれています。特に近年では、…
日清食品の創業者、安藤百福氏はインスタントラーメンの生みの親です。戦後、一杯のラーメンを求めて屋台に並ぶ長い行列を見て、「お湯さえあれば家庭ですぐ食べられるラーメンを作ろう」と、商品開発に乗り出しました。研究を進める中、…
ふだんは丈夫で健康そうな人が、めずらしく体調を崩したときの様子を、「鬼の霍乱」と表現します。ここでいう「鬼」とは「怖い人」ではなく「ふだん病気をしない丈夫な人」のことを指し、「霍乱」とは日射病のことで、「暑気あたり」とも…
パソコンやスマートフォンの普及により、手で文字を書くことが減りつつある今日では、手紙やハガキで手書きの便りを送る機会は少なくなったのではないでしようか。文化庁による平成二十六年度の国語に関する世論調査によると、手で書くこ…
現代は多くの食材、食品が手に入り、私たちはそれを囗にしています。様々な店で購入できる食材、食品は、生きるための栄養を摂るだけでなく、味わいや香りなどを楽しむことができ、毎日の生活に彩りを与えてくれます。一品の料理には多く…
職場や取引先との人間関係は、仕事の充実や成果にも大きく影響します。昨今ではオンライン会議なども普及しコミュニケーションの手段は様々ですが、電話やメールを活用する頻度が高いという人は多いでしょう。入社二年目のK氏は取引先と…
一九七七年九月三日、読売ジャイアンツの選手であった王貞治氏が、パンク・アーロン氏の保持していた世界記録を超える七五六号のホームランを打ちました。かつてアメリカで国務長官を務めたコリンーパウェル氏は、この時の王氏について「…
博報堂生活総合研究所の調査「生活定点」によると、以前は大きかった世代による価値観や嗜好の違いが、年々小さくなっていることが判明しました。このような現象を「消齢化」と呼びます。背景の一つには、インターネットやスマートフォン…
食べたことがないのに、むやみに嫌って食べないことを、「食わず嫌い」と言います。これは、食べ物の選り好みをする「好き嫌い」と違い、食べたことがないにもかかわらず、食べられない物があることを意味します。特定の食べ物を食べない…
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