私たちは、日々目にしたり、接する物事において、どれだけ正しい見方ができているでしょうか。
衣料品会社で働くAさん。初仕事は、最高級の生地と安価な生地に触れてみることでした。当時は、その違いを区別することができませんでした。
しかし、次第に手触りで違いがわかるようになり、やがて衣類を見ただけで、どのような生地か区別がつくようになりました。
倫理研究所の創設者・丸山敏雄は「なるべく世の中で評判の良いものや、人が良いというものは、見たり聞いたりしておきなさい」と勧めました。
たとえすぐにはその良さがわからなくとも、見ること自体が勉強であり、将来、役に立つ時が来る、ということを伝えたかったのです。
絵画などの美術品や書道の作品など、良いものを見ることは、作者の心や人格、生命に触れることであり、鑑賞眼を養うことに通じます。
良きものを見て、本物に触れて、本質を見極める感性を身につけたいものです。
今日の心がけ◆良いものを見ましよう
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最高級の生地と安価な生地の違いって何?
希少性が高く需要が多い生地が最高級ってこと?
希少性が高い物が良い物ですか?
美術品なんかも作者の技術力が高い物が良い物ではないですよね。評価が高いものが良い物ですよね。自分では分からないけど、どうやら評価が高いから良い物ですよね。
科学繊維で出来た丈夫で多機能なバックより本革のブランド品のバックの方が評判が良いので値段が高いですよね。
それが本質ですか?
1+
2つの両極端な生地を出して、最低と最高、どちらでしょうって、触ればおそらくわかるでしょう。
まぁ、わからなくても関係ないから。
倫理研究所の創設者・丸山敏雄は「なるべく世の中で評判の良いものや、人が良いというものは、見たり聞いたりしておきなさい」と勧めました。
勧められなくても、ほとんどの消費者はAmazonあたりで価格と評価を調べて他のサイトも参考にします。
そして、現物を確認する必要があれば確かめに出かけます。
低レベルなことを大袈裟に盛らないでもらいたい。
「絵画、美術品、書道」…さすが倫理法人会だ。
いやらしいものを例に出す。
古美術品の目利きを養えって?
職場に関係ないでしょ。