2025/12/05 電車の中で

現在の職場に勤めて10年になるKさんは、技能(ぎのう)を高め、人間としても成長しようと、さまざまな本を読み、多くの知識を得る努力を続けてきました。
ところが最近、ある出来事をきっかけに、大切なことに気づかされました。それは、会社帰りの電車の中でのことです。向かいの席には、2歳くらいの女の子を抱いた母親が座っていました。
見ると、女の子は母親の首に両手を回し、体をよじりながら、しっかりと母親にすがりついていました。その様子を見ながら、Kさんは次のように考えました。
女の子が母親に縋(すが)りつくのは、母親への絶対的な信頼があるからだろう。幼い子供は皆、親への信頼を糧(かて)として成長していく。信頼とは人を支える力であり、その力こそが、人を成長させる源になるのではないか。
Kさんの胸には、〈今の自分に足りないものは、信頼の力ではないか〉という思いが湧いてきました。そして、親の恩恵(おんけい)への思い、家族や会社の仲間への信頼の力を、これから高めていこうと心に決めたのです。

今日の心がけ◆信頼の力を高めていきましょう

母子の本能的に行動を社員の従順さと重ねる発想がキモ過ぎる。家族みたいな会社の地雷率は異常。言い切れる。

感想例

① 事務・管理職向け

電車の中での親子の姿から、信頼の尊さを学んだというKさんの話に、ハッとさせられました。私は普段、業務の効率や正確さばかりに目を向けてしまいがちですが、仕事は一人で完結するものではありません。周囲の仲間を信じ、また自分も信じてもらえるような関係があってこそ、良い仕事ができるのだと思います。これからは、少しの相談や連絡も大切にし、お互いに助け合える温かい職場づくりに貢献していきたいと思います。

【感想要点】

  • 効率だけでなく、人間関係の土台づくりを重視する
  • 自分から周囲を信じ、信頼される行動をとる
  • 報連相を信頼関係の構築手段と捉える

② 技術・製造・現場職向け

母親にしっかりとしがみつく子供の姿は、私たちが現場で守るべき基本に通じるものがあると感じました。私たちの仕事も、一つひとつの作業が確かな手順とルールに支えられて初めて成り立ちます。仲間が安全に作業しているという信頼、そして自分の仕事が次の工程の人に信頼されているという意識が、事故を防ぎ品質を守るのだと思います。慢心することなく、当たり前のことを誠実に行い、信頼の力を高めていきたいと思います。

【感想要点】

  • 安全と品質は、相互の信頼関係の上に成り立つ
  • 基本ルールや手順の遵守が、周囲への信頼につながる
  • 自分の作業が全体の信頼を支えているという責任感を持つ

③ 営業・サービス職向け

Kさんが気づいた「信頼は人を支える力」という言葉は、私たちのお客様への向き合い方そのものだと思いました。お客様が私たちを選んでくださるのは、そこに安心感と信頼があるからだと思います。言葉巧みに説明するよりも、誠実な態度やちょっとした気遣いの積み重ねが、お客様にとっての「絶対的な信頼」に変わるのだと感じます。これからは、相手の立場に立った行動を心がけ、心から頼りにされる存在を目指していきたいと思います。

【感想要点】

  • お客様の信頼こそが、選ばれる最大の理由である
  • 言葉以上に、誠実な態度と行動で信頼を築く
  • 相手の立場に立ち、安心感を提供することを目指す

本の紹介

自分の中に毒を持て

  • 著者: 岡本太郎
  • 出版社: 青春出版社

本文では「他者を信頼し、支え合う(依存し合う)こと」を美徳としていますが、本書で岡本太郎は「誰かに頼る心、甘える心こそが自分をダメにする」と説いています。既成概念や他人の目、組織の論理に同調(信頼)して生きることは「死」であり、孤独であっても自分自身と闘い続けることこそが生きる道であるという主張は、Kさんの「信頼による安らぎ」を真っ向から否定するものです。

「職場の空気を読め」「仲間を信じろ」そんな綺麗事に息苦しさを感じていませんか? この本は、そんな「良い子」の殻をぶち壊すための爆弾です。著者の岡本太郎は言います。「迷ったら、危険な道を選べ」と。組織や他人に寄りかかって生きる安楽な人生ではなく、自分自身で決断し、孤独を引き受けて生きる強烈なメッセージが、あなたの脳髄を刺激します。Kさんのように「信頼」というぬるま湯に浸かる前に、この本を読んで、自分の中にある常識という名の「毒」を解き放ってみませんか?

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7 件のコメント

  • 信頼の力を高めていきましょう?

    顧客からの急ぎの電話に「朝礼中だから折り返し電話をします」という対応をする会社に信頼あるんですか?

    仕事を放り出して、エセ倫理の行事にハマる信者に信頼がありますか?

    また信者同士を倫友と言ってるようですが、倫友間に信頼はあるんですか?

    スーパーバイザー公認で、事務局からマルチ商法のセミナーのFAXを送信してまで集客したのに、子ネズミが増えずに泣き入れてましたよ。

    このように信頼の欠片もない連中が、目下の者に信頼を求める。

    目下の者に求める信頼は、自分の望む結果を出すこと。

    自分たちとは真逆のことを強要するのがエセ倫理です。

    信者を指導する気は全くありません。信者に強要するのは普及活動のみ。

    信者にならない人は、普及活動の強要で、エセ倫理に信頼をなくして、退会したり、幽霊会員になります。

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  • 筆者の間違った認識を正論として書かれて、それを朝礼で「人間としての見本」とされても困ります。幼子は誰もが母親と一緒にいるのが大好きなんですよって単純に考えられないものかね。

    2+
  • 確かに、現代では「誰かがなんとかしてくれる」と考える人が少なくありません。自分が安全でいられるなら、空気を読み、組織に合わせてしまう。その姿勢には、自分の人生を自分で引き受ける覚悟が欠けています。

    「人は信頼に支えられて成長する」「依存ではなく相互扶助」「仲間や家族を信じることで強くなる」「社会の調和を大切にする」——こうした言葉は、一見もっともらしく聞こえます。しかし、それらは過去の成功例の“きれいな部分”だけを切り取った表現であり、裏側にあるマイナスや依存の構造を隠し、都合よく美化した価値観でもあります。

    宗教組織や自治会など、古い体質のまま進化を拒む集団では、一人ひとりが“誰かに寄りかかって生きる”という構図が常態化しています。岡本太郎氏が最も突きつけたかったのは、まさにこの依存の姿勢そのものへの否定でしょう。

    「迷ったら、危険な道を行け。安全な道はすでに死んでいる道だ。危険な道だけが、生きた道だ。」

    私もこの言葉に強く共感します。無難さ、安心、同調を良しとする生き方は、自分の人生を手放すことと同じです。人から嫌われるとしても、自分の信じた道を選び取る勇気こそが“毒”(エネルギー)であり、自分を生かす源になるのだと思います。

    人は皆、一度きりの人生を持っています。周囲に合わせた瞬間、その人生は薄れ、他人の人生を生きることになる。この本が放つ強烈なメッセージは、まさに「自立」の哲学そのものです。

    2+
  • 「信頼されるような人を目指す」のならば人間的に成長するかもしれませんが、ここで言っている「信頼の力」というのは「他者を信頼すること」でしょう。誰かれ構わず信頼するようになると、「いいように利用される人」「経営者にとって都合の良い人」などになってしまうと思います。

    2+
  • 信頼力を高めていきましょうって……
    信頼って信用が無ければ出来ないでしょうに。

    そして信用は、過去の成果や実績などを評価して客観的な観点から信じることですよ。

    君ら某倫理法人会と不愉快な仲魔達にそんなのあると思う?
    相手からの信頼をただ享受してしゃぶりつくしたいだけの連中に。

    2+
  • 創作話にしてもこじ付けが酷い。2歳の子供が母親を頼るなんてほとんど本能的なものだろうに…。倫理信者は現実を自分に都合よく捻じ曲げて解釈してしまうことが良く分かりました。

    1+
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