「一簣之功」(いっきのこう)という言葉があります。「簣」は竹や蘂などで編んだ龍の一種で、工事を行なう際には、上や石を運ぶのに使われました。
中国の歴史書『書経』には、高い山を築くにも、最後に簣一杯の上が足りなければ完成しない、といった内容の記述があります。
そこから、一簣之功は、仕事をやり遂げるための最後のひと踏ん張り、積み重ねる一つひとつの努力の大切さを指します。
時間をかけて取り組んでいる仕事でも、もう一息というところで安心し、そうした油断が失敗につながることもあるかもしれません。
最後まで気を緩めず、もうひと踏ん張りができるように、仕事の意義や目的を改めて振り返ることが大切です。現在、取り組む仕事は何のためか、どのような好影響がもたらされるのかを意識すれば、働く意欲が湧いてくるはずです。
一朝一夕で成し遂げられる仕事は少ないでしょう。仕事の目的を自覚し、最初から最後まで地道に努力を重ねることが、業務完遂への道なのです。
今日の心がけ◆最後まで気を抜かすに取り組みましよう
これは「実録・ブラックへの道程」って映画が出来ます。
一見、勤勉さを奨励しているように見えますが長時間労働や過剰な精神的負担を正当化してます。
地道に努力を重ねることが業務完遂への道って・・・。いかに楽をして同じ結果を出せるかです。
「楽」って手を抜くとかじゃなく効率的にすることですよ。
感想例
納期直前に想定外のトラブルが発生し、徹夜で対応することになりました。疲労から集中力が途切れ、ミスをしそうになったこともありましたが、「あと少しで完成」という意識を忘れずに、最後まで諦めずに取り組むことができました。今回の経験から、最後まで気を抜かずにやり遂げることの大切さを改めて実感しました。どんな仕事でも、最後のひと踏ん張りが重要です。目標達成に向けて、最後まで気を緩めず、全力で取り組んでいきたいと思います。
(自分の仕事に置き換えて適当に苦労話をでっちあげてください)
仕事を完成、完了させるためには、最後の最後まで気を抜くなということでしょう。しかし、そのために働く意欲を沸かせるというのは論点が逸れている。
仕事の目的を自覚させる?
地道に努力する?
「無理はしない」「健康管理に注意を払う」くらいの方が具体的だと思うが。
輪読を推奨している癖に、口に出して読むことを意識してない文章がよくあるんですよね。
「きは、たけやわらなどで~」と読ませるつもりなのかね。
「『簣』は『もっこ』とも言い、運搬用の籠のことです」とか、もう少し何とかならないかな。
籠って言われたら、台所用品みたいなのを想像するよ。
材料が何かより、実際どういう道具なのかが重要だと思う。
人間ですからミスしますよ
ミスをしようとして仕事して居る人は居ません。
ミスをしない完璧な人間は居ませんよ
一つのミスが大事故等につながる場合数名で作業しますよ
例えばパイロットは操縦士、副操縦士の2名
医師は検査結果の判断や手術等は数名でしますよね
完璧な人間は居ませんよ
この糞本の作者はミスをしない完璧な人間なのでしょうね