2023/03/05 物になる

「物になる」という言葉があります。これには、①物事が完成する、物事が成就する、②ひとかどの人物になるという意味があります。
私たちの職場を見回すと、様々な大小の道具や機械、機器があります。例えば大工職人は、鉋、鋸、金槌、錐など多くの道具を使って仕事を行ないます。オフィス勤務であれば、パソコンや文房具などがあるでしょう。
このような、普段使っている道具の手入れを怠らず、大切に扱っていくことで、自分の腕を上げていくことができます。それを継続し、道具と心が通じて仕事ができるよう成長したとき、周囲からも認められるのかもしれません。
このことから昔から職人の世界では、先輩が後輩に対し「あの人は将来、物になる」と、一人前になるという意味で「物」という字を使っていたのでしょう。
特に、これがなければ自分の仕事ができないといった大切な物に、愛情と感謝を込めて、ていねいに扱うことを心掛けてみてはいかがでしょうか。
そういったことの積み重ねで、私たちも「物になる」のでしょう。

今日の心がけ◆仕事を極めましょう

仕事の大半に無形物を使いその一部をPCの画面を通じて除き見ているだけに過ぎない仕事をしている我々にとって物ってなんなんですかね。物理的な場所やデバイスにとらわれず無形物のライセンスがあればどこでも仕事ができるんです。これが無ければ仕事ができない物の根源はなんですかね。そのサービスが維持される事でしょうか。ライセンス料を適切に支払う事がそのサービスの維持につながるので結局は金ですかね。お金とは物やサービスの価値を表す尺度です。無形物にライセンス料を支払いそれ以上の価値を生むのは結局従業員ですので、従業員に愛情と感謝を込めるのが正しいのではないかと思います。

感想例
物がなければ何も仕事ができないと言ってもいいでしょう。物を作ってくれた人や、その物自体にも感謝をし、仕事をさせていただく喜びに変えていきたいと思います。
(かなり卑屈な内容ですので個々で薄めて発表する事)

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2 件のコメント

  • 大工職人の鉋、鋸、金槌、錐などは手入れは大事でしょう
    しかし、事務仕事での文房具は、100円ショップで大量買いした物で十分事足りるので、大工職人の道具と同じに考えるのは、余りにも思考の無駄ですね
    文房具に個人的に拘るのは勝手ですが、何万円もする万年筆を丁寧に手入れして、大事に持ち続けなければ書類が書けないなんて事はありません
    もし、そうしなければ書類が書けないのなら、その人は発達障害です

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  • 昔ながらの職人の話ですか?
    新しい道具を使った方が、たいてい効率が良くなります。
    パソコンもバージョンアップしたら買い替えないとね。

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