2023/01/30 観梅

春に先駆けて咲く花の一つに梅があります。
梅は中国原産で、諸説ありますが奈良時代以前に日本に渡ってきたとされています。当初は白梅のみが伝来したとされ、万葉集に残されている歌は雪と関連づけて詠まれているものが多くあります。
我が園に　梅の花散る　ひさかたの　天より雪の　流れくるかも
これは大伴旅人の屋敷で行なわれた観梅の宴の際に旅人が詠んだ歌です。〈我が家の庭に梅の花が散っている。天から雪が流れてきたのだろうか〉と解釈されます。観梅の宴の様子を記した「序」から「令和」の文字が採られています。
当時は外来種で物珍しい梅を見る宴が盛んに行なわれていました。酒を酌み交わしながら梅を愛で、歌を詠むことで、互いの性格や人物をよく知ることとなり、コミュニケーションの場としても一役買っていたのです。
自然と調和し、互いと調和する日本人の「和」の心を尊ぶ伝統がよく表れています。私たちも職場でより良い関係を育みたいものです。

今日の心がけ◆和を尊びましよう

感想例
何かに対して全員で関心を持つというのも良い事だと思います。普段忙しさでよく見れていない自然を良く観察して、あまり話しが出来ない人とも話をしてみたいとと思います。その会話でその人の事や会社の伝統や歴史等を知る事が出来るのではないか思います。それが本文でも言われている調和に繋がると思います。
(年上の人や先人を尊ぶ様な話口調で発表する事。本文に酒の話があるが飲み会の話はNG。せっかく無くなったのが復活してしまいます。)

自分の趣味を押し付けるな。そしてみんなが同じ事が好きだと思うな。ましてやその話1000年前だぞ。自然の話で盛り上がる人がどの位いると思ってるんでしょうか。仮にその程度の話で盛り上がってるんであれば、上辺だけの付き合いでしょう。