2021/12/01 ヒイラギの如く

冬を象徴するヒイラギは、漢字の「木」と「冬」を合わせて「柊」と書きます。
病害虫に強く、のこぎり状に葉が尖っていることから、日本では邪気を払う縁起のよい木として植えられています。地域によっては、二月の節分にヒイラギの小枝に焼いたイワシの頭を刺し、魔除けとして玄関先に飾る風習もあります。
ヒイラギの木は堅く、将棋の駒やそろばんの玉などに使われ、身近で親しみのある植物です。ヒイラギは若木の頃には葉が尖っていますが、年月と共に変化し棘がとれ、丸みを帯びることから「先兄の明」という花言柴を持ちます。
棘のある葉がそのまま維持されるのではなく、将来は別の形に変化する性質が、先を見通すと考えられるからです。人は、時に樹木から自然の厳しさや優しさ、恩恵を受け、心の拠り所としたり、生活に取り入れて、自然と共生してきました。
今年も残すところ、一ヵ月を切りました。ヒイラギのように常に青々として寒い冬に花を咲かせ、厄を寄せっけない逞しさと、年を重ねるごとに丸くなる大らかさで、新たな年を迎えたいものです。

今日の心がけ◆樹木から学びましよう

多分、「今日の心がけ」がこの本が糞でうる所以の半分を占めるのではないかと思います。次が「～したいものです。」が3割です。

まず、「今日の心がけ」って何を偉そうに人に指図しているんだ? って話ですよ。全然信仰していないただの本から勝手に心がけを決められるってそもそもおかしいでしょ。心がけなんて自分で決めるもんでしょ。バカですか。