一口に「感謝」といっても、深度も、内容も、人によってまるで違います。大まかにいえば、感謝には三つの段階があるようです。
恵まれていることに対して「ありかたい」と感じるのは、感謝の初級で、誰しも頷けるでしょう。
次に、目が見える、耳が聞こえる、口が利ける、手足が動く、空気が吸えるなど、日頃、普通にしていることを「ありかたい」と思う心で、中級の感謝です。
しかし、本当の感謝とは、苦しい環境に追い込まれた時に、〈ああ、これがよかった。こういう事態になって、自分はようやく一人前の人間になれるのだ、ありかたいなあ〉と思う心です。これこそ感謝の上級といえましょう。
確かにこれは高い境地です。しかし、起きてくることはすべて必要なことだと得心できれば、にっこり笑って受け止めることができるでしょう。
まずは笑顔をつくってみることです。すると、その瞬間に、すべてが感謝に輝いてくるはずです。
今日の心がけ◆辛い時ほど笑ってみましよう
さも、宗教的な事を言っているようですが、これはブラックを許容するどころか、それすらも喜んで受け入れるという最上級のマゾですよ。洗脳の最終段階です。
「楽をして他人と同じ結果を出すためにはどうしたら良いか」を考える事をあきらめた時、他からどんどん引き離されますよ。世界は年間2%ずつ効率化しますから、何もしなかったら毎年2%ずつ置いてかれます。
年率ですからね。アインシュタインが人類最大の発明と言った「福利」ですからね。
これを読んで、「その通りだ。人間はそうじゃなくちゃいけない。」って思った人います? それは、まさしく「よかった探し」です。現実逃避であり楽天主義に他なりません。
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この文章を読んで暑い日が続いていますが寒気を感じました。
人間が今まで文明を発展させてきたのはひとえに効率よく作業を終わらせて楽をしたい。苦しいことをしたくないからではないのかと憤りを感じますし、これを是としている連中が世の中にいることに吐き気すら覚えます
今まで読んできた中で一番気持ちの悪い内容でした・・・
さすが職場の強要。
というか最後の一行まったく意味が分からないです。
「まずは笑顔をつくってみることです。すると、その瞬間に、すべてが感謝に輝いてくるはずです。」
“感謝”に”輝く”?何じゃそりゃ。
コメントありがとうございます。
本日これを読んで自分の意見を押し殺して感想を言う50代の社員の姿を見て涙が出ました。
ちなみに↓のリンクは「上司に注意を受けている時に笑った」と言う失敗の話です。
2019/05/14 奇妙な笑顔
ただ単に酷すぎる内容。
絶対に職場ではこういう考えを押し付けてはいけない。
昨今の労働や倫理事情に疎すぎるので著者は一般水準から比べても飛び抜けて職場の教養がない。
『職場の教養』ではなく、『ドM自慰行為指南書』に改名した方がいいと思います。
これを読んで今までの疑念が確信に変わった。職場の教養は 経営者側にたった社員のマインドコントロール。「いいことが書いてある」と言っている人間の気が知れない。