年度末を迎え、異動などで転機を迎える人もいるでしょう。
そうした時、とかく「これから」の準備に意識が向いて時間やエネルギーを費やしがちですが、「これまで」の後始末も重要です。
「立つ鳥は跡をにごさず」といわれるように、見苦しくないよう引き際を潔くしましょう。物事が終わった後の始末をきちんとすることは、単に行儀や作法といったことを超えて、より良い成果を上げる秘訣です。
そのポイントの第一は、緊張を緩めないことです。異動が決まれば目前の仕事は疎かになりがちです。また一日の仕事が終わりそうになれば、気も緩みがちでしょう。そうした時ほど、「今ここ」に意識を集中して、最終確認をすることです。
第二に、後始末は素早さが重要です。報告はもとより、関係者へのお礼などは、時間を空けず、極力速やかに行ないましょう。
後始末は、次なるスタートへの準備でもあります。それが、新たなチャンスを呼び込むことにもつながるのです。
今日の心がけ◆最後まで緊張感を保ちましよう
終わりよければすべててよし。
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