2018/12/20 アイデアはどこから

Aさんの同僚はしばしば、他人のアイデアを横取りする発言で顰蹙(ひんしゅく)をかっています。Aさんも横取りにあうことがあり、苦々しい思いをしていました。
そんな時、科学者アイザックーニュートンの「私か彼方を見渡せたのは、それはひとえに巨人の肩の上に乗っていたからです」という言葉に出合いました。
この「巨人の肩の上」という表現は、西洋における隠喩の一つで、「先人の積み重ねた発見に基づいて何かを発見する」という意味合いを持つ言葉です。
考えてみれば、新しい発見に見えるアイデアも、何かしらの先行した実績の応用から生まれてくるものです。アイデアを「横取りされた」と感じていたAさんは、偉人と称される人物の謙虚な言葉に、自らの傲慢さを恥じたのです。
とはいえ、このAさんの体験は、横取りされた際の寛大な処置を強いるものではありません。アイデアの奪い合いでは信頼関係は築けないでしょう。
様々な文明に多くの人々が関わり、失敗と成功を繰り返した蓄積の上に今があります。アイデアの土台を築いた先人への畏敬の念を持ちたいものです。

今日の心がけ◆先人の働きに思いを馳せましよう

私もこのブログで「巨人の肩の上」と言う表現は何度か使用しました。でもこの文章で言っている事は完全に間違えています。
この文書で言っているのは、インスパイア、オマージュ、パロディ、パクリで言ったらパクリです。

「巨人の肩の上」はいわばリスペクトです。

次元が全然違います。

秀逸なツイートが有りましたので紹介します。

・元ネタがバレて困るのがパクリ
・バレなきゃ始まらないのがパロディ
・わかる人にだけわかればいいのがオマージュ
・元ネタの製作者にわかって欲しいのがリスペクト
・暗黙の了解がインスパイア

アマゾンのリンクを張りますが、けっこう前に読んだのであ曖昧ですが、確かこの本にいい事が書いてあったような気が・・・。

 

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