2018/07/27 季節のたより

茨城県のある町で和菓子店を営むEさんは、絵手紙が得意です。季節ごとのお菓子に添えて、絵手紙をお客様に渡しています。
毎年春は、桜の絵手紙をお客様に渡していました。例年より早く桜が開花した今年は趣向を変えて、桜の花びらを使って栞(しおり)を作ろうと思いつきました。
Eさんは、散り始めた桜の花びらから、比較的きれいなものを集めました。数枚の花びらを貼った栞に、「今年の春は駆け足でやってきました」と一言書き添え、最後に家庭用の機械でラミネート加工をしました。
できあがった栞は、日頃の感謝と、〈少しでも喜んでいただけたら〉という思いで、商品と共に一枚ずつ渡していったのです。
この栞によって、本業のお菓子の売り上げがどれだけ上がったのかはわかりません。それでも、お客様は喜んでくれたようです。
受け渡しの際に会話が弾んだり、中には「お菓子をいくら分買えば、その栞をもう一枚もらえますか?」と聞かれることもあったほどです。

今日の心がけ◆小さなアイデアを形にしてみましよう

利害をまったく考えないで相手のために何かをする。

悟りの境地ですな。

会社だったら、との程度改善したかを数字で出せと言われます。

話は違うかもしれませんが、私の会社の上司の話です。その場で思いつきのルールを決めますが、以前に作ったルールを無くする事ありません。自然に消滅します。ただ、都合の良い時だけそのルールは復活します。

アイディアを形にしますが検証はしません。それじゃダメでしょ。

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