2018/06/25 綸言汗の如し

「綸言汗の如し」という言葉があります。中国の古い歴史書『漢書』から来ている、一言の重さを教えてくれる格言です。
「綸言」とは君主の言葉のことで、「綸言汗の如し」とは、一度出た汗は再び体内に戻らないのと同じように、君主の言葉は、一度発すると訂正したり取り消したりすることができない、という意味です。
私たちは、自分の意志や考えを、主に言葉や文字によって相手に伝えています。職場においては、確認、通知、連絡、質問、回答、伺い、指示など、様々な内容が日々飛び交っています。
いずれの状況においても、これらを正確に発していかないと、思わぬ誤解が生じたり、時には取り返しのつかない結果をもたらすこともあるでしょう。
特に、部門の責任を負う管理職の立場においては、指示・命令の及ぶ影響が大きくなり、訂正や取り消しでは済まない状況を生むこともあります。
一言一文にも細心の注意を払い、慎重に仕事に臨みましょう。

今日の心がけ◆言葉は慎重に選びましよう

言っている事が保身的過ぎて、自分の責任逃れのために言っているのでは無いかと思われても仕方がない物言いをする人がいます。

逆に感情的にその場で思いつきを言って、後日また違う事を言っているも居ます。

どちらかというと、後者の方が出世している様に思います。

私の周りだけかも知れませんが・・・

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