結婚式の披露宴で感動を呼ぶシーンに、「親への手紙」を読む場面があります。
実際に、自身の結婚式で「お父さん、お母さん、ありがとう」といった手紙を朗読した人もいるでしょう。
結婚式のような節目はともかく、日頃は近い存在であるがゆえに、両親への感謝を言葉で伝えたり、行動に表わしたりする機会はそう多くないものです。
私たちは誰しも、たくさんの恩を受けながら生きています。その中でも最も大きな恩は、命の元である親の恩です。直接感謝を伝える機会は少なくても、心の中で親とのつながりを深めていくと、生きるエネルギーが湧いてきます。
それはあたかも、電気に似ています。様々な家電製品も、目に見えないところで発電所とつながっているからこそ、暗い時には室内を明るくしてくれ、寒い時には部屋を温めてくれます。
〈自分の命は親を通して与えられた〉というつながりに意識を向けて、大きなエネルギーを感じながら、仕事に取り組んでいきましょう。
今日の心がけ◆命のつながりに目を向けましよう
単細胞生物の誕生が35億年前で有性生殖の原型とされる異型配偶子型生殖を行う珪藻類の登場が12億年前です。
それ以来、生物は個の命から集団としての命に変わりました。有性生殖は遺伝子の込み変えが発生する事で、環境への対応が単細胞生物のコピーによる増殖に比べはるかに高いと言われています。
いくら大脳が発達した我々でも生物である以上この原理の上に成り立っています。人類も集団としての生命と考えるべきです。つまり現役世代が子孫を残す事が祖先に対する最大の恩返しであると私は考えます。
親に感謝するなと言っているのはありません。有性生殖である以上親は犠牲になってでも子孫を残し、子は親を食ってでも更にその子孫を残す事が自然の摂理である以上、人類もそれに抗う事は出来ないと言いたいのです。
本文に、「最も大きな恩は、命の元である親の恩」とあります。これは自分の命が最大に大切だと言っているように感じます。自分の命が最大に大切なのではなく、自分の遺伝子が最大に大切なものであり、それを伝える事に最大の力を注ぐ事が生物としての本能で、人類もそれに従わざるをえないのでは無いかと考えるわけです。
「生きるエネルギーが湧いてきます」?
勝手に言葉作ってきたな。
「目に見えないところで発電所とつながっているからこそ」?
ファンタジーの世界か?
「大きなエネルギーを感じながら、仕事に取り組んでいきましょう。」
エネルギー問題か?
「命のつながりに目を向けましよう」?
起承転結が完全無視!