2026/02/28 墓前に響く声

Kさんは、先日、先輩の墓参りに出かけました。お参りを終え、しばらく墓前に佇んでいると、ある日の先輩の言葉がふと蘇ってきました。
その日、Kさんは先輩から「最近はどんな本を読んでいるの?」と尋ねられました。すぐに答えられずにいると、先輩は「このごろは、読みたいと思う本になかなか巡り合わない」と言い、さらに続けました。
「人間は生命を維持するために食べ物を摂取するが、精神にも食べ物が必要だと思う。その食べ物とは、精神を揺さぶり、さらに高みに引き上げるような言葉だと思う。しかし、そうした言葉が詰まった書物は、少なくなってきた」
そして最後に、先輩はKさんを励ますように次のように語りました。
「精神の糧を欲するかどうかは、その人の生き方次第だ。常に精神の高まりを求めて生きていきなさい。きっと君の求めにかなう書物が見つかるはずだ」
久しぶりの墓参で、Kさんは先輩への感謝の念をいっそう深め、気持ちの高揚を感じながら本屋に立ち寄りました。

今日の心がけ◆精神の成長を意識しましょう

もっとゴリゴリの理系脳の人の気持ちも察して。
他人の気持ちを察するってそういう所だよ。
ちなみに私はSF物しかAudibleで聴きません。

感想例

事務・管理職向け

先輩のお言葉にあった「精神の糧」という表現に、日々の業務に追われ、新しい知識を得る努力を怠っていた自分を深く反省いたしました。事務の仕事は定型作業が多く、つい自分だけの狭い視野で物事を判断してしまうことがございます。これからは休日などを少し利用して、仕事の段取りや人間関係に役立つような本を読んでみたいと思います。本から得た新しい視点や気づきを日々の業務改善や、チームの皆様とのより良いコミュニケーションに活かせるよう、少しずつ自分を成長させていきたいと考えております。

  • 業務に追われ新しい知識を得る努力を怠っていたことを反省する
  • 休日を利用し仕事や人間関係に役立つ本を少しずつ読む
  • 本から得た気づきを業務改善や円滑なコミュニケーションに活かす

技術・製造・現場職向け

精神を高みに引き上げるというお話を伺い、自分には作業をこなす以上の学びの姿勢が欠けていたと反省いたしました。現場の作業は、ただ手順を覚えるだけでなく、安全や品質向上の裏にある考え方を深く理解することが大切だと感じます。私は不器用で覚えるのに時間がかかりますが、これからは専門的な本や、先人たちの工夫に触れられるような本にも目を通したいと思います。見えない知識を深め、基本動作の意味を再確認することで、より安全で確実なものづくりに貢献できるよう努めてまいります。

  • 作業をこなす以上の学びの姿勢が欠けていたと反省する
  • 手順だけでなく安全や品質向上の裏にある考え方を学ぶ
  • 専門書や先人の工夫に触れ安全で確実なものづくりに貢献する

営業・サービス職向け

精神の糧を求める姿勢についてのお話に、お客様と接する際の自分の引き出しの少なさを痛感いたしました。接客業では、ただご案内をするだけでなく、お客様の背景にあるお気持ちや考えに寄り添う力が求められると感じております。私は口下手ですぐに気の利いた言葉が出てきませんが、これからは様々な本を読み、人の心や考え方について学ぶ時間を作りたいと思います。本から豊かな言葉や視点を身につけることで、お客様に心から安心していただけるような温かい対応を目指してまいります。

  • 接客における自分の言葉や引き出しの少なさを痛感する
  • 様々な本を読み人の心や考え方について深く学ぶ時間を作る
  • 豊かな視点を身につけお客様に安心いただける対応を目指す

本の紹介

ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない 漆原直行

この本は、「本を読んで精神を成長させろ」という本日の文章の裏にある、企業の「自己啓発の強要」という罠を完膚なきまでに打ち砕く痛快な一冊です。著者は、会社が求めるような成長や学びのために読書をしても、結局は「読んだ気になって満足するだけ」であり、自己啓発市場の養分にされるだけだと鋭く指摘しています。精神の成長という言葉で社員に無給の努力を強いる本日の文章の前提を、根本から否定しています。
「もっと本を読んで勉強しろ」「成長意欲が足りない」と、上司から的外れな読書を強要されてウンザリした経験はありませんか?本書を読めば、会社がなぜ社員に「本を読め」とうるさく言うのか、その背後にある搾取の構造と、成長という言葉の空虚さが手に取るようにわかります。プライベートの時間を削ってまで会社の役に立つための読書を強いられることにモヤモヤしている方にこそ、自己防衛のための強力な盾としてぜひ読んでいただきたい一冊です。読後には、無駄な自己啓発への強迫観念からスッキリと解放されるはずです。

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3 件のコメント

  • 精神を高みに引き上げるような言葉?

    まさかエセ倫理やこの職場の強要が精神を高みに引き上げるとでも誘導して洗脳したいのかな。

    少し変わったくらいの考えだと、この本を読まされて、感想を言わされると精神は落ち込む一方ですよ。

    ちなみに信者たちは目下の者をいじめたり、自分とは真逆の聖人君子のような有難い言葉を目下の者に強要すると精神が高まります。

    が、犠牲に目下の者は精神が落ち込む一方です。うつ状態のようになる人もいますよ。

    目下の大きな犠牲があってこそ信者たちが些細な満足が得られる。これがエセ倫理の基本です。

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  • また本の話・・・。
    「精神にも食べ物が必要だと思う。」←人とは違う感性を持っていると自己満足するのやめてね。
    私はChatGPTやGeminiと会話しますよ。時間を忘れて、精神論だけでなく、具体的な話から道具などAmazonや楽天から写真で紹介してくれる。職場の教養は同じようなためにもならない話だが、生成AI君は、開くたびにワクワクさせるね。これも時代だよね・・・おじいさん〜♪

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  • 精神の成長の為に色々な書物を欲するのは良い事だと思いますよ。
    ただ、書物に拘る必要が無いとは思いますが。

    まぁ、一つ確実に言えるのは、「職場の強要」とか言う駄文をいくら読んだところで、精神の成長には何の貢献も無いどころか、甚大な支障をきたすということ、でしょうかねぇ。

    少なくとも、嬉々としてあんな駄文を無理やり読ませようとしてくる連中が湧き出てくる限り、私の考えが変わることは無いでしょうね。

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