祈年祭は、日本の神社で毎年2月17日頃に執り行なわれる祭祀で、古代から五穀豊穣と国家の安泰を祈る重要な行事です。
古代の人々にとって、農作物の収穫は生活の基盤でした。自然の恵みなくしては生きられなかったため、祈年祭は単なる儀式ではなく、自然への感謝と共生の心を形にしたものであり、共同体の絆を深める役割も果たしてきました。
農耕を基盤とした日本社会において、自然との共生と感謝の心を表わすこの祭りは、宗教儀式にとどまらず、人々の価値観や生き方にも影響を与えてきました。
この祈年祭の意味を知り、伝えることは、日本人としてのアイデンティティーを再確認する機会となります。継承とは、形式を受け継ぐだけでなく、背景にある思いや願いを理解し、今の時代にふさわしい形で活かすことです。
職場にも長年培われた知恵や慣習があります。それらを見つめ直し、より良い形で次世代へ伝える姿勢が求められます。人とのつながりや共に働く意味を再認識しながら、新しいことに挑戦し、思いや願いを継承していきたいものです。
今日の心がけ◆受け継ぐべきものに意識を向けましょう
「継承」って言えば無意味な朝礼やサービス残業まで正当化できると思ってないか?
ん? 思ってるだろ。
感想例
事務・管理職向け
受け継ぐとは形を守るだけでなく、意味を確かめて今に合う形へ整えることだと感じました。仕事でも昔からのやり方を続ける場面があり、理由をうまく説明できないことがあります。まず自分が背景を学び直し、周囲に分かりやすく伝えられるようにしたいと思います。
- 慣習の理由を確かめる
- 分かりやすく共有する
- 今に合う形へ整える
技術・製造・現場職向け
伝えていくべきものは立派な言葉よりも日々の基本動作だと思いました。安全や品質は先人の工夫が積み重なって今の手順になっているはずですが、忙しいと省いてしまいがちです。自分の作業を点検し、小さな改善も記録して次の人に残したいと思います。
- 基本動作を守る
- 省略癖を点検する
- 改善を記録して残す
営業・サービス職向け
思いや願いを受け継ぐという話を、相手への向き合い方にも当てはめたいと思いました。手順は覚えられても、なぜその対応が必要かが曖昧なことがあります。相手の立場を想像し、先輩の良い応対の理由を学び直して態度に出せるようにしたいと思います。
- 応対の理由を学び直す
- 相手の立場を想像する
- 態度で誠意を示す
本の紹介
創られた伝統
エリック・ホブズボウム/テレンス・レンジャー(編)
「昔からの伝統」とされるものが、実は近代に人工的につくられ、権威づけや統合のために利用されてきた視点を示す本です。本文のように伝統を無条件に持ち上げる前に、「誰のための継承か」を考える材料になります。読めば、残す価値のある慣習と手放すべき慣習を分けて判断したくなる一冊です。

筆者は常に、不必要になった古く廃れた物事を探してきて、「どうだ、これ、必要だろ?」って言い出します。それは個人の趣味の範囲で楽しんでください。常に持論を展開するので、無理やり読まされている方は「職場の強要」なんて評価をするんです。
「過去から継承されてきたから、これからも継承しましょう」では誰も振り向きません。
「今、必要だから、これからも継承していきましょう」にすべきなんです。
職場にも長年培われた知恵や慣習があるでしょう。
それらを放棄して、活力朝礼などの悪い習慣を次世代に伝えようとしているのがエセ倫理です。
エセ倫理の習慣などは受け継ぐべきものではないですよ。倒産したいのなら別ですけと。
悪い習慣を取り入れさせている団体が、何を言っているんだか。
というか、言っていることと実態が真逆なのがエセ倫理です。
本当に必要な事であるなら、受け継ぐ必要があるとは思いますが、「伝統」や「継承」と言った言葉でごまかし、自分やその身内だけが利益を得られるような「悪習」であるなら、その様なものは廃れるべきであると思います。
ええ、某倫理法人会と不愉快な信者共が無駄にありがたがっている「アレ」の事ですとも。