Tさんは、勤務する会社で毎年恒例となっている社内イベントの実施責任者です。今年も開催が近づいてきたので、様々な準備を進めていました。
数年間、担当している仕事だけに、早々に企画書をまとめて上司に提出しました。しかし、「代わり映えしない」との理由で差し戻されてしまいました。
そこで、大幅に内容を変えたところ、今度は斬新すぎて主旨から大きく外れた内容になってしまい、窮(きゅう)したTさんは上司に相談したのです。
上司からは「過去の事例にとらわれ過ぎず、イベント本来の目的をよく考え、さらに社内の現状に鑑(かんが)みて企画にあたるように」とアドバイスされました。
業務が忙しかったこともあり、Tさんは昨年までの内容を安易に改変しただけの企画書を提出していたのでした。上司はそれを見抜いていたのです。
企画を任された当初は慣れないながらも精一杯、準備に取り組んでいたTさん。いつの間にか主旨を忘れ、惰性に流されていたことを反省したといいます。
「わかる」「できる」の先に、本当の成長があることを感じたTさんでした。
今日の心がけ◆さらなる向上を目指しましょう
まず、イベントの実施責任者を任せるのは業務を忙しくない様にしてからじゃないか?
後だしで、「代わり映えしない」だの「斬新すぎる」だの言われて、上司に相談して結局解決してないってこれただのパワハラだろ。
感想例
事務・管理職向け
毎年繰り返している業務だと、つい「いつものやり方でいい」と過去のデータをそのまま使い回してしまうことがあります。今日のTさんの話は、まさに私のことだと思い、少しドキッとしました。 忙しいと「終わらせること」が目的になりがちですが、本来の目的や、今の職場の状況に合っているかを考える一呼吸が大切だと感じました。 慣れた仕事こそ、思考停止にならずに、「今のベストは何か」を少しだけ考えてみる姿勢を持ちたいと思います。
- 感想要点
- 「終わらせること」を目的にせず、本来の目的を振り返る
- 慣れた仕事こそ思考停止にならないよう注意する
- 過去のやり方が今の職場に合っているか確認する
技術・製造・現場職向け
作業に慣れてくると、どうしても手順がルーチン化してしまい、一つひとつの作業の意味を考えなくなる瞬間があります。今日の話を聞いて、それは「安定」ではなく「慢心」かもしれないと反省しました。 安全確認や品質管理も同じで、「いつも通り」で済ませていると、小さな変化や異常を見落とすことにつながるかもしれません。 基本の手順を守りつつも、今の現場の状況に合わせて、より良くできる部分はないかという視点を持ち続けて仕事をしたいと思います。
- 感想要点
- 慣れを「安定」ではなく「慢心」と捉え直す
- 「いつも通り」が異常の見落としにつながらないか警戒する
- 基本を守りつつ、現状に合わせた改善点を探す
営業・サービス職向け
お客様への提案や接客も、長く続けていると「このパターンでいいだろう」と、自分の経験則だけで判断してしまうことがあります。しかし、お客様の状況や求めているものは常に変化しているのだと気づかされました。 Tさんが上司に言われたように、過去の成功例にとらわれすぎず、目の前のお客様の「今」をしっかり見て対応することが信頼につながるのだと思います。 マニュアルや過去の事例は大切にしつつも、そこに頼りきりにならず、相手のために何ができるかをその都度考えていきたいです。
- 感想要点
- 経験則だけで判断せず、顧客の「今」を見る
- 過去の成功例が、現在の顧客に合うとは限らない
- マニュアルに頼りきらず、相手に合わせた対応を考える
本の紹介
あやうく一生懸命生きるところだった ハ・ワン
この本は、韓国でベストセラーになったエッセイです。「一生懸命生きない」ことを決めた著者が、社会的な成功や他人の期待(この職場の教養で言うところの『上司の無茶振り』や『終わりのない成長』)から降りて、自分のペースを取り戻す過程が描かれています。 本文ではTさんが「さらなる向上」や「成長」という言葉の下、理不尽なダメ出しを受け入れていますが、この本を読むと「そんなに頑張らなくていい」「他人の期待に応えるためにすり減る必要はない」という、真逆の視点に救われます。「成長疲れ」を感じている人に、ぜひ手に取ってほしい一冊です。

今回の事例では、社内イベントの実施責任者を任されたTさんが、「代わり映えしない」「斬新すぎる」と相反する指摘を受け、最終的には自身の惰性を反省する、という流れでまとめられています。
しかし、読み進める中で、どうしても腑に落ちない点がいくつかありました。
まず、イベントの実施責任者を任せるにあたり、
・どのような業務内容なのか
・何を期待しているのか
・責任の所在はどこにあるのか
・評価やインセンティブはどうなるのか
こうした前提条件が、事前に共有されていたのかが見えてきません。
業務が忙しい状況であることを把握しながら、そのまま責任だけを任せ、結果に対して「代わり映えしない」「斬新すぎる」と後出しで評価するのであれば、それは指導というより、担当者を追い込む構造になっていないでしょうか。
また、イベントが「毎年やっているからやるもの」になっていないか、という視点も重要だと思います。
本来であれば、
・今、社員はそのイベントに何を期待しているのか
・本当に必要とされているのか
・やらない、縮小するという選択肢はないのか
といった点を関係者にヒアリングすることも、企画の一部ではないでしょうか。
もし「特に期待されていない」「なくても困らない」という意見が多いのであれば、「やらない」という判断もまた、向上の一つの形だと思います。
今回の「さらなる向上を目指しましょう」という結論は、個人の姿勢や努力に回収されていますが、問われるべきなのは、「なぜ惰性が生まれる構造になっていたのか」「なぜ担当者が一人で悩む状況が放置されたのか」という点ではないでしょうか。
向上とは、単に頑張ることでも、我慢することでもなく、「続ける理由があるのか」「今の形が最適なのか」を問い直すことから始まるのではないかと感じました。
信者たちに考えていただきたい。
「職場の教養を読んで、その内容の違和感を感じ、どうすれば健全な形で仕事に反映させられるのか」
読んでみて、
・精神論に回収されてしまう危うさ
・個人の美徳に過剰な負荷がかかる構造
・「反省」で終わらせてしまうことの空虚さ
が、自然と浮かび上がってきたら健全な思考である証拠です。
「職場の教養」は、終焉的な匂いを帯びています。同時に、構造を考える訓練の素材としては、これ以上なく分かりやすい反面教師といえます。
管理人さんの言うようにパワハラですが。エセ倫理ではパワハラやいじめを推奨しています。
例えばモーニングセミナーて、座る席は決まっていませんが、私が一番前に座らないのが気に入らないと、スーパーバイザーが、会員スピーチで倫理指導しました。
この他にもいろいろとケチをつけてくれましたよ。大勢の前で。
これらの倫理指導が、後にとんでもない事件につながりましたが、気に入らないなら辞めろが、本部の方面長の回答。
このような倫理指導を見ている信者たちは、職場でも同じようなことをやっているでしょう。
そして、それが正しいと信じている。さらにこの職場の強要でも推奨するような内容。
エセ倫理で推奨しているパワハラやいじめで、何が向上するのでしょうか?
いつの間にか会社をよくするためにという主旨を忘れ、惰性に流されて活力朝礼やエセ倫理にハマっている信者たちは反省することはありえません。
だからパワハラである活力朝礼をやめることもありえませんよ。
この感想を言わされる人は、かわいそうです
「職場の教養」は、理不尽さを含んでいても成長のためなら引き受けるべきだという価値観が前提として強く感じられます。
一方、『あやうく一生懸命生きるところだった』(ハ・ワン)は、社会的成功や他人の期待、終わりのない成長競争から距離を取り、自分のペースを取り戻すことの大切さを描いた一冊のようです。
本書が問いかけるのは、「成長し続けなければ価値がない」という不安は、社会から刷り込まれた幻想ではないかという視点です。
この視点で「職場の教養」を読むと、Tさんの状況は成長の機会というより、評価基準も示されないまま「もっと向上せよ」と求められている構図にも見えてきます。
ハ・ワン氏の言葉を借りるなら、必要なのは「さらに頑張ること」ではなく、そもそも降りてもよい場所なのかを考えることではないでしょうか。
成長とは、他人の期待に応え続けることではなく、その成長は誰のためのものなのかを問い直すことから始まるのだと思います。
「代わり映えしない」との理由で差し戻されてしまう。←まぁ分かる
大幅に内容を変えた企画書を提出。←???
毎度毎度の事だけど、何で君ら0か100しか出力出来ない訳?
今日の心がけで、さらなる向上を目指すってんなら、「代わり映えのしない」「いつもの駄文」を何とかしてみるのが筋なのでは?
倫理法人会共よ。
いつもいつもいつもいつも同じような朝礼をさせられる社員のことを考えたことはあるか。
代わり映えしない?惰性?
だったら止めちまうのが正解だろうよ。
その社内イベントは絶対にやらなければならない事なのか?
仕事が忙しい中で企画して仕事が忙しい中で社員の多くが参加する
文句言ってる上司がやれよ
開始前の上司とすりあわせてゴールを決めてないのが真因だとおもいました。
のように、読んで考える習慣にしています。
どの会社でもあるよ、企画するなら外注に出しな!!
企画を考える人のコストと外注のコストを考えた時、どちらが良いか上司が決めれば話は早い、今時イベント運営会社はすぐ見つかるでしょ!!
企画のクリエイティブさが有れば貴方の会社にはいませんよ、餅は餅屋ですよ。
そこがズレているから、前年と同じ、変化を付けたら斬新すぎるって、一人に任せ過ぎなのでは?
自社の従業員使うなら、実行委員やチーム作って、やらないといけない内容を周知させて、どの様に運営していくかやらないと、上司のアホ回答がどの会社にも聞こえるでしょう。