2026/01/23 本来の自分

近年、ご飯にかける「ふりかけ」の消費量が増加傾向にあるそうです。
これは、物価上昇などを背景に、節約志向が高まったことが要因と考えられています。2024年の販売額は、575億円になったとみられ、過去最高を更新しています。
一方、その「ふりかけ」をかける「米」の消費量は減少傾向にあり、学校給食などでは味の淡白さから「白米」を苦手とする子供たちも多いといいます。
ふりかけに限った話ではありませんが、調味料と呼ばれるものは、使い方によって素材の味を引き立てることもあれば、素材そのものが持つ味を消してしまうこともあります。
私たちの生き方も同様に、自分自身の心や考え方に様々な情報が加わることで、自身が持っている本来の良さが失われてしまう可能性があります。
素材の味を楽しむには、過剰なアレンジを控えることが大切です。日常生活でも素の自分を知り、それを引き立てるものを意識したいものです。

今日の心がけ◆素の自分を大切にしましょう

「情報が加わることで本来の良さが失われる」=「余計な知恵をつけるな。素直な駒でいろ」

感想例

事務・管理職向け

「情報を整理し、本質を見失わない」

日々の業務における情報の扱い方について考えさせられました。 事務や管理の仕事では、毎日多くの数字やデータ、報告が入ってきます。それをただ処理するだけでなく、本当に大切な「目的」や「核心」は何なのかを常に見失わないようにしたいと感じました。 装飾過多にならず、シンプルで分かりやすい資料作りや、相手に誠意が伝わる素直なコミュニケーションを心がけることで、周囲との信頼関係を深めていきたいと思います。 まずは自分の業務の「素材の味」にあたる基本業務を大切にすることから始めたいと思います。

【感想要点】

  • 情報の多さに埋没せず、本質を見極めることが大切。
  • 過剰な演出よりも、シンプルで誠実な対応が信頼を生む。
  • 基本業務(素材)を大切にする姿勢を持つ。

技術・製造・現場職向け

「基本手順という『素材』を大切にする」

私たち現場の仕事にも通じる大切な視点だと感じました。 製品を作る際、どれほど立派な塗装や加工を施しても、元となる素材や加工精度といった「基本」がしっかりしていなければ、良い製品にはなりません。 仕事に慣れてくると、つい自己流のアレンジや省略をしたくなることがありますが、それは時として品質や安全という「本来の良さ」を損なう原因にもなりかねません。 基本手順という「素の状態」を何より大切にし、その上でより良い仕事ができるよう、一つひとつの作業を丁寧に行っていきたいと思います。

【感想要点】

  • 加工や装飾の前に、素材(基本)が重要である。
  • 自己流のアレンジは、品質や安全を損なうリスクがある。
  • 基本手順を遵守することが、良い仕事の土台となる。

営業・サービス職向け

「飾らない誠意でお客様に向き合う」

お客様への接し方について改めて振り返る機会をいただきました。 商品を良く見せようとして、つい言葉を飾り立てたり、過剰なアピールをしてしまったりすることがあります。しかし、本当にお客様の心に響くのは、そうした「ふりかけ」のような演出ではなく、私たちの「素直な思い」や「誠意」そのものなのだと気づかされました。 テクニックに頼るのではなく、相手の立場に立ち、嘘のない自分の言葉で伝えることを意識したいと思います。 今日からは、まず笑顔と誠実な態度という、自分自身の本来の良さを活かした営業活動を行っていきたいと思います。

【感想要点】

  • 過剰なアピール(ふりかけ)は、時に本質を隠してしまう。
  • テクニックよりも「素直な思い」や「誠意」が重要。
  • 嘘のない言葉と態度で、お客様との信頼を築く。

本の紹介

勉強の哲学 来るべきバカのために 千葉 雅也

本文では「余計な情報を入れずに素の自分を大切にしろ」と説いていますが、この本はその真逆を突きつけます。「勉強(情報を入れること)」とは、あえて「昔の自分」を破壊し、ノリの悪い「キモい人」になることで、同調圧力から自由になるプロセスだと著者は語ります。「素の自分」という現状維持に安住せず、外部からの情報を積極的に取り入れ、自分を「変身」させ続けることこそが、現代を生き抜く本当の知性であると気づかせてくれる一冊です。

3+

6 件のコメント

  • 管理人さんの言う通りですね。
    「余計なことを考えずに、言われた通り働け!」
    と言っているようなものです。

    2+
  • 「素の自分を大切にしろ」「余計な情報を入れるな」こうした言葉は、時に考えるな/疑うな/変わるなという意味にすり替わる。
    でも本当は逆だ。勉強とは、情報を入れて「今の自分」を一度壊すこと。ノリが悪くなっても、空気を読まなくなっても、同調圧力から自由になるためのプロセスだ。
    「素の自分」は完成形ではない。更新され続ける未完成な状態。
    守るべきなのは現状ではなく、変わり続ける自由ではないだろうか。

    2+
  • 今回の「職場の教養」は、「素の自分を大切にする」ことを、ふりかけと白米の比喩を使って説いています。余計な情報や装飾を加えすぎると、本来の良さが失われる。一見すると、慎み深く、落ち着いた生き方を勧めているように読めます。

    しかし、この文脈を職場や組織に当てはめたとき、別の意味が立ち上がってくるのも事実です。
    「情報を入れすぎるな」
    「考えすぎるな」
    「素直であれ」
    これらは往々にして、疑問を持たず、構造を理解しようとしない人間でいろというメッセージにすり替わります。

    管理人さんの言う「余計な知恵をつけるな。素直な駒でいろ」という違和感は、決して穿ちすぎではありません。歴史的に見ても、「素のまま」「純粋さ」を称える言葉は、変化や批判を避けたい側にとって、非常に使い勝手の良い道徳でした。

    ここで真逆の立場に立つのが、『勉強の哲学 来るべきバカのために』(千葉雅也)です。この本が語る「勉強」とは、知識をきれいに積み上げることではありません。むしろ、これまでの自分の感じ方・ノリ・価値観を一度壊す行為です。

    著者は、勉強によって人は
    ・話が通じにくい
    ・空気を読まない
    ・ノリの悪い「キモい人」
    になると言います。
    しかし、それこそが、同調圧力や既存の価値観から距離を取り、「自分の頭で考える」ために必要な変化なのだと示します。

    この対比から明確になるのは、「素の自分」とは守るべき完成形ではなく、更新され続ける未完成な状態だということです。

    本来、働く人が取るべき姿勢は、
    ・「今の自分」を絶対視しないこと
    ・違和感を覚えたら、外部の知識や言葉を取り入れて揺さぶること
    ・情報に触れることで不器用になっても、それを恐れないこと

    情報によって自分が壊れるのではありません。壊れない自分しか許されない環境こそが、思考を奪うのです。

    白米の味を守るために、何も足さない、のではなく、どんな味付けが合うのかを知った上で、選び取る。それが成熟です。

    「素の自分を大切にしよう」という言葉に安住するのではなく、あえて自分を変えてしまう勇気を持てるかどうか。そこにこそ、現代の職場で本当に求められる教養があるのではないでしょうか。

    2+
  • 今日の内容ほどエセ倫理の実態を表現しているケースも珍しいかも。

    自身が持っている本来の良さが失われてしまう可能性?

    その可能性を認めないどころか、奴隷以下に洗脳しようとしているエセ倫理や職場の強要が、よくいいますね。

    また、どんな理不尽な要求でも従わないと、どんな嫌がらせをされるか。

    本部にクレームを入れても、方面長は、気に入らないなら辞めろで終わり。ならマシですが、辞めてもつきまとった信者もいましたよ。

    本来の自分と言いながら信者やエセ倫理が、目下の者を認めることはないです。やることなすこと否定ですよ。

    これほど実態とは真逆のことを平気で書けるのは、ある意味素晴らしい。

    このような偽の有難い言葉で人を洗脳するのがエセ倫理です。

    エセ倫理と関わる。それだけで、本来の自分の可能性が失われますし、壊されますよ。

    エセ倫理を学んでいては成長はありません。あるのは破滅です。

    信じる者は救われるとエセ倫理にハマって倒産した単会会長のような信者を何人も見ました。

    また私自身も倫理指導に素直に従っていれば、ホームレスにならなければなりませんでした。何度も何度も倫理指導されましたよ。

    小さい会社けど、あれから10年以上やっていけているのと、ホームレスに進んでなるのと、どちらが幸せでしょうか?

    どちらが本来の自分の良さが活かせているでしょうか。

    エセ倫理は自身が持っている本来の良さを失わせる情報です。騙されないでください。

    11+
  • ふりかけに関する真偽はともかく、「米」の消費量が減少してるのはどう考えても味がどうの以前に、急激な価格の高騰でしょうに。

    少なくとも、この駄文をひり出してる最中にもその手の情報は沢山あったはずで、容易に想像できたのでは?
    それが出来ない辺りが、駄文の駄文たる所以なのでしょうねぇ。

    2+
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