2025/12/12 今年の漢字

毎年12月12日に、1年の締めくくりとして「今年の漢字」が発表されます。
この「今年の漢字」は、京都市に本部がある日本漢字能力検定協会が1995年から始めた催しで、今年で30年の節目を迎えます。毎年その年の世相を表わす漢字1文字を全国から募集しています。
その年の漢字に選ばれた1字は京都の清水寺で発表され、貫主(かんす)が巨大な和紙に大筆で揮毫(きごう)する姿のニュースを見た人も多いでしょう。
昨年はオリンピックやパラリンピックでの日本人選手の活躍、新紙幣の発行などが話題となり、「金」が選ばれました。2023年にはインボイス制度のスタートなどを背景に、「税」が選ばれています。
自分自身の1年を振り返ると、様々な出来事があったはずです。それを1字でまとめるのは難しいかもしれませんが、振り返ることで、次に向かう目標が定まったり、課題が見えてきたりするものです。
今年1年を振り返り、良い締めくくりを迎えるための時間を持ちたいものです。

今日の心がけ◆1年を振り返ってみましょう

ネタ切れ乙。
どの部分が教養なのかの理解に苦しむ。

感想例

① 事務・管理職向け(オフィス・総務・経理・営業管理など)

一年の世相を表す漢字の話を聞き、自分自身の仕事における一年はどうだったかと考えさせられました。 日々の業務に追われていると、どうしても目の前の処理だけで精一杯になりがちです。しかし、この時期に一度立ち止まって、手元の資料や手順を見直してみることは大切だと思います。 大げさな目標でなくても、小さな改善点を見つけて、来年はもう少し皆さんが働きやすくなるような工夫ができればと考えています。気持ちよく新年を迎える準備をしたいと思います。

【感想要点】

  • 目の前の業務だけでなく、振り返りの時間を持つ。
  • 資料や手順の見直しを行い、改善点を探す。
  • 周囲が働きやすくなるような工夫を来年の目標にする。

② 技術・製造・現場職向け(エンジニア・整備・製造・サービス現場など)

一年を漢字一文字で表すというのは難しいことですが、私たちの現場仕事においては「安(安全)」や「積(積み重ね)」といった言葉が浮かびました。 毎日同じ作業の繰り返しに見えても、その中には小さなヒヤリハットや、逆にうまくいった工夫などがあったはずです。それらを単に過ぎ去ったこととせず、しっかりと記憶に留めておくことが、来年の事故防止や品質向上につながるのだと思います。 今年の経験を無駄にせず、来年も無事故でいい仕事ができるよう、気を引き締めていきたいと思います。

【感想要点】

  • 現場仕事における安全や積み重ねの重要性を再認識する。
  • ヒヤリハットや工夫を振り返り、来年に活かす。
  • 経験を糧にして、無事故と品質向上を目指す。

③ 営業・サービス職向け(営業・販売・接客・介護・教育など)

ニュースで今年の漢字を見ると、もうそんな時期かと焦る気持ちになりますが、この機会に今年出会ったお客様のことを思い出してみたいと思います。 自分の対応が本当にお客様のためになっていたのか、至らない点はなかったかと振り返ると、反省点も多く出てきます。しかし、頂いた「ありがとう」という言葉も同時に思い出され、それが励みになります。 来年は今年以上に、お客様の立場に立った誠実な対応ができるよう、残りの日々を大切に過ごしていきたいと思います。

【感想要点】

  • 今年出会ったお客様や対応を振り返る。
  • 反省点だけでなく、感謝されたことも思い出し励みにする。
  • 来年に向けて、より誠実な対応を心がける。

本の紹介

書籍名: 嫌われる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教え
著者: 岸見 一郎, 古賀 史健

2回目の紹介です。

「今年を振り返って反省しましょう」なんて言われると、憂鬱な気分になりませんか? 職場ではよく「なぜ失敗したのか振り返れ」と強要されますが、この大ベストセラー『嫌われる勇気』は、そんな過去への執着を一刀両断してくれます。 「過去がどうであったかは、今のあなたがどう生きるかには1ミリも関係ない」 この強烈なメッセージは、終わったことをグチグチと言わせたがる会社への最強の防御壁になります。 無駄な反省会で消耗する前に、この本を読んで「過去を切り捨てる勇気」を手に入れてください。心が劇的に軽くなります。

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6 件のコメント

  • 今年の漢字ではないですが、エセ倫理や信者を漢字で表すと「偽」です。

    エセ倫理や信者の大好きな人の為とは偽と書きます。自分たちの利益のためです。

    この職場の強要を使うのも社員の能力アップではなく、自分たちの思い通りにコントロールするためです。

    エセ倫理や信者の有難い言葉も偽です。

    本当に人の為に動くような人や団体は、あまり口にはだしませんよ。これも偽。

    偽物の倫理感に騙されないように。

    6+
  • 「今年の漢字」は気になるところですが、某倫理法人会と不愉快な信者達からすれば、毎年「奴」や「隷」なんじゃないですかねぇ。
    いつだって連中が欲しいのはソレでしょうから。

    一応、駄文の通りに一年を振り返ってみると、無駄で無意味な朝礼しか出来ず、そのせいで日々の業務にまで悪影響が及び、迷惑しか被っていないと言う感想しかありませんので、今年の某倫理法人会と不愉快な信者達を表す漢字は「穢」ですかね。

    4+
  • 今年に限らず、倫理法人会を表す漢字一文字を・・・
    「歪」…不正を一文字にしてみました。
    「儲」…信者を一文字にしてみました。
    まぁ、嘘とか偽とかは定番ですね。

    4+
  • 「嫌われる勇気」私も所有しているベストセラーです。

    自分の人生を考えるうえで大切なのは、過去のトラウマに縛られず、「これからどんな目的で生きていくのか」を新たに定めることだと思う。成長を目指すなら、他人と比較して優劣を測るのではなく、自分自身の基準で歩む姿勢が欠かせない。また、自分だけの価値を築くためには、他者との関係をどのように結ぶかという視点が重要になる。

    さらに、人生では「自分の課題」と「他者の課題」を切り分けることが必要だ。自分ではどうにもできない他者の課題――その象徴が「承認欲求」への迎合である――に振り回されず、自分がどうありたいのかを軸に生きるべきだと考える。

    もちろん、自分の人生であるからといって、社会の一員であることを無視して生きることはできない。共同体の一部として生きる以上、何らかの形で協力・協調し、他者の役に立つ行動が、自分自身の幸福にもつながっていく。この「他者への貢献」という視点は極めて重要だ。

    ただし、他者の役に立つ行動であっても、それが他者の都合で強制されたものであってはならない。あくまでも、自分自身の選択と目的に基づいた貢献であること――その自発性こそが、本当に自由で幸せな生き方につながると感じている。

    「職場の教養」は、個人の考えや行動を尊重するものでなく、教養を与えるフリをして会社組織のために都合よく強制している内容です。この本は、対話形式になっていて一気に読まずに一夜一夜を読んだ後に1日かけて振り返り自分なりの日常に照らし合わせると心に染み込んでくると思います。

    2+
  • 職場の教養を漢字一文字で表すと『鬱』ですね。
    最近読んだ人が最後にしめてあいさつする変な習慣になってしまった。
    このままこの会社でいいのか考え始めているこの頃。
    このサイトが唯一のはけ口ですねm(__)m

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