青山学院大学陸上競技部の町田寮の寮母として、チームを支えている原美穂氏は、「チームの結束力を高めるには、一部の人と深い関係を築くことより、すべての人との間から垣根を取り払い、広い関係をつくることが重要」と述べています。
その取り組みのひとつが、食堂の席替えです。食事は決まった席でとり、月に一度はシャッフルすることが寮のルールとなっています。気の合う人とばかり食事をしていると、それ以外の人とは親しくなれないという理由からです。
職場においても、多くの人が携わって業務が進められていくため、気の合う同僚とだけコミュニケーションを深めても、職場全体としては良い効果が生まれにくいでしょう。
まずは、顔を合わせた時に自ら挨拶することから始めてみましょう。今まであまり関わりのなかった人でも、挨拶をきっかけにコミュニケーションが生まれ、相手の意外な一面を知ることができるかもしれません。
多くの人とコミュニケーションをはかり、結束力を高めていきたいものです。
今日の心がけ◆率先して挨拶をしましょう
挨拶さえしていれば結束が高まりますねw それ何っていうお花畑ですか?
感想例
① 事務・管理職向け
普段の業務では、どうしても同じ部署の特定の人とばかり話してしまい、情報の流れがそこで止まってしまうことがあるように思います。私自身、他部署の方に話しかけるのには少し勇気がいるのですが、まずは廊下ですれ違う際の挨拶から始めてみたいと思います。そうした小さな積み重ねが、いざという時に協力し合えるスムーズな職場環境を作っていくのだと思います。
- 感想要点
- 特定の人との会話だけでは情報が滞る
- 他部署の人への挨拶から始める
- 小さな積み重ねが協力体制を作る
② 技術・製造・現場職向け
現場では「担当が違うから」と遠慮して声をかけないことが、思わぬミスや事故の見逃しにつながる怖さがあります。私は普段、黙々と作業をしがちですが、これからは作業の合間や休憩時に、あまり話したことのない方とも挨拶や声掛けをしていきたいと思います。誰とでも気兼ねなく話せる関係を作ることが、安全でミスのない職場につながると信じて実践します。
- 感想要点
- 遠慮が事故やミスにつながる恐れがある
- 話したことのない人とも声掛けを行う
- 話しやすい関係が安全を守る
③ 営業・サービス職向け
「広い関係をつくる」という言葉を聞き、自分自身のコミュニケーションの取り方を反省しました。社内で苦手な人を避けていては、多様なお客様に対して柔軟な対応などできないと気づかされました。私はまだ、人によって態度を変えてしまう未熟な部分がありますが、これからは分け隔てなく自分から笑顔で挨拶することを心がけたいと思います。社内の誰とでも信頼関係を築く努力をすることが、結果としてお客様への対応力を磨くことにもなると感じています。
- 感想要点
- 社内での選り好みは接客力も下げる
- 分け隔てない笑顔の挨拶を心がける
- 社内の信頼作りが対応力を磨く
本の紹介:
- 内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力
- 著者: スーザン・ケイン (著), 古草 秀子 (翻訳)
会社で「もっと積極的にコミュニケーションをとれ」「みんなと仲良くしろ」と強要されて、ヘトヘトに疲れていませんか? この本は、社会が過大評価している「外向的な理想」の嘘を暴き、静かに一人で集中することを好む「内向的な人」こそが、実は驚くべき才能とリーダーシップを秘めていると教えてくれます。無理して社交的なふりをするのはもうやめましょう。静かなままで成功するための戦略が、この本には詰まっています。職場の同調圧力に苦しむすべての人に読んでほしい一冊です。
【追伸】 会社員の最大のメリットは自由である事 これに尽きます。
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「朝礼」ありきですね。「挨拶」の話は耳にタコできた。
社会が「外向的な理想」を過大評価しているという管理人さんの指摘は、まさに企業組織でも顕著に見られます。会社ではしばしば、声が大きく自信満々に振る舞う営業担当が、「俺に任せろ。売り上げは伸ばしてみせる」と強くアピールします。しかし実際には、その陰で、静かに思考し計画を組み立てる内向的で優秀な人材の力を巧みに利用している場合が少なくありません。
ところが、売り上げ目標が達成された瞬間、評価のスポットライトはどうしても外向的な人物に当たりがちです。経営者や管理職、人事考課者までもが、表面的に目立つ行動をそのまま成果だと誤認し、過大に評価してしまうのです。しかし、現実には 成果が出るときというのは、多くの場合、外向型と内向型のバランスがうまく噛み合ったとき です。この構造を見抜き、その両輪を適切に評価できる人こそ、真に優れた経営者だと言えるでしょう。
そもそも内向性と外向性は、どちらが優れているというものではなく、人が持って生まれた「気質」の違いにすぎません。しかし実際の職場では、外向的な人物ほど自己主張が得意であり、結果として、内向的な人の能力や労力を自分の成果として吸い上げてしまう構図が起きやすくなります。それは、経営者がしばしば “派手さ” や “勢い” を評価の基準にしがちであり、静かに力を発揮するタイプの価値に気づけていない ことが背景にあります。経営者自身が「外向的であること」を理想化し、そうした価値観を誇示したいという心理も働いているのかもしれません。
しかし、外向性ばかりを正解とし、内向性を評価しないままでは、組織も社会も大きな才能を取りこぼすことになります。内向的な人たちは、静かな環境でこそ深い洞察と創造性を発揮し、長期的に組織を支える重要な役割を果たせるからです。
経営者がまず理解すべきなのは、
内向的な人間には、力を発揮できる「環境」と「ペース」が必要だということです。
・静かに集中できる場所で作業させること。
・深く考える時間を確保すること。
・無理な社交を強いず、本人のペースでリーダーシップを発揮させること。
・一対一や少人数での対話を尊重すること。
これらが整ったとき、内向的な人は、
信念の強さ・一貫性・深い洞察力・慎重で誠実な判断といった特質を最大限に発揮する ことができます。
逆に、外向性を模倣させ、表面的なコミュニケーションを強制すれば、内向的な人は消耗し、本来の能力を失ってしまいます。それは個人にとって不幸であるだけでなく、組織にとっても重大な損失です。
内向型と外向型。
どちらかを理想に据えるのではなく、両者の違いを理解し、適材適所で力を引き出すこと。
それこそが、これからの時代の経営者に求められる視点だと強く感じます。
率先して挨拶をしましょう?下心丸出しで挨拶するんですか?
エセ倫理の信者たちは下心がある時だけ、率先して挨拶しますね。これがエセ倫理の学びですか。
本部が任命した前県会長信者の実践例
普段は顔を会せても、こちらから挨拶を見下しているので挨拶の返事もしない。
しかし、今まであまり関わりのなかった人でも、挨拶をきっかけにコミュニケーションが生まれ、あなたの下心が満たされるかもしれません。
でも、見下していた奴隷の意外な反撃を受けることとなって、あなたの下心は満たされない可能性もあります。
エセ倫理の信者たちは、こんなことばかりしているので、信じる者は救われると言いながら倒産したりしています。
率先して下心の挨拶をしても、バレバレですよ。
挨拶よりも、信者たちの普段の行動を指導しろと思いますが。
青山学院大学陸上競技部町田寮の原美穂氏行っていることは、食事の時間と言う一同が一堂に会する場所を使って、極力プライベートや練習の時間を消費させずにより多くの人とコミュニケーションを取って欲しいと考案されたことです。
決して他の時間を使って挨拶をしに行けとか言う話じゃないのですけれどね。