「天高く馬肥ゆる秋(あき)」は、秋の素晴らしさを表すことわざの一つです。
由来は中国の故事にあります。中国北部にいた騎馬民族(きばみんぞく)(匈奴(きょうど))が攻めてくる季節は、馬が肥えて、空が高く澄む秋が多かったようです。ことわざの元々の意味は、「敵の襲来に警戒せよ」という、周囲へ注意を促すものだったといいます。
日本では言葉通りに、気候も良く、馬がよく肥えるほど草を食べる様子から、秋は自然が豊かで実りの多い季節という肯定的な意味で親しまれています。時候の挨拶などで用いる人もいるでしょう。
秋は、春に蒔(ま)いた種が実を結ぶ季節です。これは自然界だけでなく、私たち自身にも重ねて考えることができます。
努力を積み重ねていると、次第に成果が見え始めるものです。過ごしやすいこの季節に、過去の自分を振り返り、新たな目標に向けて歩み出しましょう。
空が高く澄み渡る秋に心を晴れやかに保ち、地に足をつけながら、自身の内面を豊かに育てていきたいものです。
今日の心がけ◆実りの秋を楽しみましょう
自然の摂理を人間の努力論に無理やり当てはめるなよ。
故事成語を自分たちの都合のいいように解釈して、ありがたい教訓みたいに語る手口が本当に気に食わない。
感想例
「天高く馬肥ゆる秋」ということわざに、元々は「警戒せよ」という意味があったことを初めて知り、大変興味深く感じました。同じ言葉でも、時代や文化によって捉え方が変わるというのは面白いと思います。これを仕事に置き換えてみると、春に立てた計画が秋になってどのような結果になっているか、一度立ち止まって振り返る良い機会なのではないかと感じました。過ごしやすい季節だからこそ、冷静にこれまでの自分の仕事ぶりを見つめ直し、年度末に向けての新たな目標や改善点を見つけ出すことができるかもしれません。心を新たにして、日々の業務に取り組んでいきたいと思いました。
管理人さんの言うように、故事成語を自分たちの都合のいいように解釈して、ありがたい教訓みたいに語る手口は、エセ倫理の常套手段です。
空が高く澄み渡る秋に心を晴れやかに保ち、地に足をつけながら、自身の内面を豊かに育てていきたいものですと言っていますが、信者たちの内面は豊かですか?
信者たちの内面は、エセ倫理を学ぶことによって、さらに醜くて卑しいものになっていると思いますが…
こんな団体の言っていることを真に受けるとロクなことはありませんよ。