K氏の還暦祝いに出席したA氏は、同席していた先輩から、K氏とのエピソードとともに非常に重要な話を聞くことができました。
高校時代からの親友である先輩とK氏は、社会人となって10年ほど経った頃、お互いの生き方について語り合う機会がありました。その時、二人はこれから先ずっと守るべきことを約束したのです。
その約束とは、物事を判断する際、正しい筋道である道理と個人的感情がぶつかる場合は、ためらうことなく道理に従うというものでした。その時、K氏は「感情にばかり従うと、人間の精神は崩れていく」と力説したそうです。
現在の職場で1つの部門を任されているA氏は、この大切な心構えを教えてもらったことに感謝しつつ、いくつになっても人生に真摯に向き合おうと努力している二人への尊敬の気持ちが高まっていくのを感じました。
A氏は、自分の中で誇りに思えるような人生の確かな基軸を持つ人間にならなければならないという思いを強くしました。
今日の心がけ◆人生のモットーを見つけましょう
誰の道理よ。ハンセン病の断種手術だって当時は道理だった訳でしょ。
感想例
感情だけで判断しないよう、事実・規程・リスクを書き出す癖をつけたいと思います。ただ関係者の気持ちも判断材料だと自覚し、独りで決めずに上司や現場に確かめて進めたいと思います。迷う場面では損得より長期の信頼を優先したいと思います。
1+
エセ倫理こそ人生の確かな機軸と主張したいような内容ですね。
自分の中で誇りに思えるような人生の確かな基軸がエセ倫理になったら、ロクな人間になりませんよ。
目下の者を人とも思わない扱い。
法律違反も疑わしい行為とやってはいけないことは違うと正当化。
他人の迷惑よりも、自分の感情優先。
自分の非は絶対に認めないが、他人の非は些細なことでも許さない。
他にもいろいろとありますが、口先では綺麗ごとを言っても実態は真逆の悪質なエセ倫理です。
こんな団体に道理とか言われたくないですし、こんな「エセ倫理が世の中を救う」(入会案内DVD)というわけがない。
明日、この感想を言わされる人だけではなく、朝礼に参加させられる人…お気の毒さまです。